こんにちは～！アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです。

アメリカで国際結婚後に名前を変更するというのは、思った以上に大変です！
私の場合、名前変更が落ち着くまで約7カ月かかりました😅💦

今回はそんなアメリカでの名前変更に関して、体験談をまとめてみました。

これから名前変更をする予定のある方、
日本での名前変更はすればいいのか悩んでいる方、
国際結婚に興味のある方、
読んでみてくださいね😊

(2023年7月12日公開）

はじめに

氏名変更に関して、サンフランシスコ市庁舎でマリッジサーティフィケートを受け取った際、案内も受け取りました。

こちらを参考に名前変更をしていきました。

1. Social Security Number（SSN）

2022年12月15日

まずはソーシャルセキュリティナンバー（SSN）から。
オフィスを探しオンラインで申し込み。
申し込みをしたら45日以内にオフィスを訪れる必要があります。

当日オフィスに行ったところ、その場では名前変更はできませんでした。
私は外国人であるため、その確認が必要なようです。

自分にできることは何もないので、ひたすら待ちます。
そして3か月以上(107日後)経ち、郵送で届きました🌟
待っている間はもう来ないかと思いました💦

2. DMV

次は運転免許証です！

https://www.dmv.ca.gov/portal/driver-licenses-identification-cards/updating-information-on-your-driver-license-or-identification-dl-id-card/

1回目

2022年12月15日

まずはオンラインで名前変更のお申込み。
オンラインで名前変更のフォームに入力後、DMVに行く必要があります。
変更料は＄33。
フォーム入力時にお支払いしました。

私はソーシャルセキュリティのオフィスに行ったその足でDMVに行きました。
オフィスとDMVが近くにあったので、
一度に済ませる作戦だったのですが、これが大失敗。
ソーシャルセキュリティナンバーの名前変更ができないと、
運転免許証の書き換えもできません。

変更料の払い戻しも不可でした😢💦

2回目

2023年6月15日

ソーシャルセキュリティが届いたので、再度挑戦です。

書類に関しては、DMVにリストがあったのでこちらを見て
病院関係、保険関係の書類等いろいろ準備しました。
しかし結局、新しい名前のソーシャルセキュリティと
新しい名前の労働許可証を見せるのみで大丈夫でした。
マリッジサティフィケートやI-94等重要度が高そうな書類も提出しませんでした。

ここでまた予想外のことが発生します。
運転免許証が4か月後に切れるので、免許証の更新を行うことになりました。
しかも筆記試験付き😓
更新料は$41。

そして、その筆記試験に3回連続で落ちてしまいました😢
5年前に筆記試験を受けた際は、ノー勉でも合格したので、高を括ってしまいました・・・。
落ちると、結構へこみます。

3回目

2023年6月16日

不合格後、「明日また来て」と言われ
翌日またDMVに行きます。

私はてっきり筆記試験から始められると思ったら、
もう一度最初から更新料$41をお支払いしての試験となりました。

ここでまた1回目落ちます💦
3回連続で受けられますが、これはさすがにやばい！となり
家に帰り猛勉強スタート。

私は法律関係や数字(何フィート離れて運転する)などが弱かったので、
その分野を徹底克服。
ハンドブックを読む、zutobiというサービスで勉強するなどして
自信がついたところで試験に臨みました。

4回目

2023年6月26日

1週間勉強し、4回目のテストでようやく合格！

テストの言語は選択可能。私は日本語で受けましたが、
日本語の場合は通常の試験の他に標識の試験もあり、合計2つの試験を受ける必要があるようです。

試験終了12日後自宅に免許証が届きました✨
運転免許証が届くと、銀行やクレジットカード等での名前変更がしやすくなります🌟

3. アメリカのパスポート（National Passport Information Center）

アメリカのパスポートを持っている場合は、パスポートの名前変更も必要です。
私は持っていないので、なし。

4. 日本の氏の変更

戸籍の氏を変更したい場合は、領事館に「外国人の婚姻による氏の変更届」を6ヶ月以内に行います。

戸籍で氏を変更したい場合、変更事項が記載されている戸籍謄本を準備し、それに基づいて変更しなければなりません。
私は領事館の方に相談しつつ、最終的になにもせず旧姓のままにすることにしました。
この判断に至った理由は、以下です。

1. 日本ではミドルネームを持てない。

2. そのため、旧姓がなくなる。
   もしくは新しい氏とくっつけて一つの氏にするしかない。（例：スミス佐藤　花子）

3. 日本の銀行やクレジットカード等も変更しないといけないので大変そう。

4. そもそも氏の変更は必ずしもするものではない。旧姓でもいられる。

5. 周りでも旧姓のままの人がいる。

5. パスポートの別名併記（外国式の氏名表記）

戸籍に記載されていない外国式の氏名を使用している場合、
そちらを日本のパスポートに記載することができます。

例：SUZUKI(JOHNSON)　MOMOKO

その場合は、一般旅券発給申請書(変更)に記載して提出します。
こちらはパスポートの有効期限が1年未満になったら提出できるようで、
私も時期になったら変更申請しようかと思っています。

6、その他

名前変更するものはまだまだあります。

1. 銀行口座
   銀行口座についても名前を更新する必要があります。
   私はChaseですが、支店を訪れて行いました。
   オンラインではできません。
   

2. クレジットカード会社
   クレジットカードも新しい名前に更新する必要があります。
   オンラインで変更可能。
   申請する際、マリッジサティフィケートや運転免許証の送付が必要です。
   

3. 投資会社
   こちらもオンラインで可能。
   マリッジサティフィケートや運転免許証を送付します。
   

4. 雇用主
   雇用者に対しても名前変更をお知らせします。
   

5. 保険会社
   自動車保険、健康保険、生命保険などが加入しているすべての保険会社に名前変更を通知します。
   

6. 賃貸契約や抵当契約

7. 電話会社、公共料金 (電気、ガス、水道) 会社

8. 医師や歯科医師

9. 投票登録

まとめ

アメリカで結婚を機に名前を変更するという決定は、予想以上に複雑なプロセスが伴います。
私自身はアメリカで名前を変更することを選びました。
しかし知人の中には、アメリカで結婚した後も名前を変えなかった人もいます。
その場合は手続きが、ほとんどないので楽かもしれませんね。

今回は以上です。
また次の記事でお会いしましょう～🥰

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