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誰かのために生きてきたあなたへ。

ふと気がつくと、自分のことを責めてばかりいる。

自分が生まれてきたことが間違いだったということを、証明するかのように自分へのダメ出しを怠らない。

そんな真面目なあなたへ。

人は誰だって自分のためにしか生きられない。

誰かのために生きようとすると、それはとたんに嘘になる。

子供のため、親のため、夫のため、家族のため。

そうやって、自分自身のために生きるのをやめると、相手もあなたのために生きなくてはならなくなる。

そうやって、自分のために生きられない人たちが増えていく。

その鎖は、とても重たくて苦しいもの。

もういいんだよ。

誰かのために生きなくたって。

あなたの望みを知っているのはあなただけ。

あなたの望みを叶えられるのもあなただけ。

誰もが自分のために生きているのだから、あなたもあなたの命を、一番慈しんでほしい。

誰にも振り返られないような命なら、あなただけでも大事にすればいい。

そうやって、自分のことを大切に大切にしてあげていれば

自分はどんどん元気になる。

元気になったら、いろんなことをしたいと思える。

あなたが自分のためにいろんなことをしていると、気がつけばそれが誰かのためになっていたりする。

そんな程度で十分。

誰かの役になんて立たなくていい。

あなたはあなたのために生きればいい。

そんな自戒をこめて。

今日もお疲れさまでした。

明日という日が、あなたにとって優しい一日になりますように。

koto

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