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心の安全基地のつくりかた。

一度、自分が寂しいということに気がついてしまうと

自分の中にあまりにもたくさんの寂しさがいると知ることになる。

それはまるで重いフタをしていた寂しさのツボを、開封してしまったかのような。

パンドラの箱を開けてしまったかのような。

はじめは大量の寂しさに圧倒されて

つぶれてしまいそうになる。

でもそれは、あなたが心の中に抱えていた感情。

あると知ってしまえば辛くなるから、

確かにそこにあるのに

見て見ぬふりをされていた感情。

だから、はじめはびびっちゃっても、それはずっと前からそこにあったのだし、よくよく見れば怖くなんてない。

ただ、寂しかったんだねって。

こんなにたくさん抱えてたんだねって。

受け止めてあげればいい。

こんなにたくさん抱えていたなら、しんどくて当然だよね。

辛くて当然だよね。

よく頑張っていたね。

ありがとう。

ご苦労さま。

もう一人で抱えなくていいよ。

寂しいときは、寂しいって言っていいんだよ。

って、言ってあげればいい。

そうすると、私は安心して私と繋がっていられる。

私が私と繋がっていると、また安心の時間が増えていく。

そうやって少しずつ、安心の場所をつくっていく。

そんな時間を繰り返して、傷ついた心が癒やされていく。

どうか、あなたにとって穏やかな時間がたくさん訪れますように。

koto

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