子どもに指示するという仕事を辞めてみる。
全国のママ・パパの皆さん、毎日の育児、本当にご苦労様です!
育児だけでなく、家事やお仕事など、生活を成り立たせるためにしなくちゃいけないことはいっぱい!
自分の時間を取ることなんてできない~😭
と、忙しい日々を送っていることと思います。
こんにちは!【親と子の心を育てる】
子育て研究者kotoです!
かくいう私も、3人の育児に毎日てんてこまい😵💫
どうにかして、ママやパパの負担を減らせないものでしょうか…🥺
「今、すぐに」やってほしいのに…
うちの息子は、大の面倒くさがり屋。
保育園から帰ってきても、したい遊びがあると、荷物の片付けそっちのけで遊びに走っていきます。
「片付けてから遊ぶんだよ!」
なんて言っても
「後でやるから!」
と言って、さっさと行ってしまう始末。
それを見て
「そんなに難しいことじゃないのに、
それくらいなんですぐにできないの?!」
と、イライラ…
まぁ、確かに…帰ってきてすぐやるのも、遊んでからやるのも、ちゃんと片付けをするなら、彼のタイミングに任せてもいいところ。
それなのに、私は「今すぐ、やってほしい」と思っている。
この気持ちは、一体どこから生まれてきているんでしょうか。
後回しにすると起こること
荷物の片付けを後回しにすると起こること。
それは「片付けることを忘れる」ということです。
目いっぱい遊んだ後は、ご飯が食べたくなる。
ご飯を食べたらお風呂に入って、歯を磨いて…
眠りにつくまで、流れに沿ってノンストップです。
その中で後回しにされた片付けは、かなりの確率で忘れ去られてしまいます。
そして結局、次の日の朝になって渡される、汚れた弁当箱や水筒たち…
「だから、すぐに片付けなさいって言ったでしょー!!」
なんて未来が想像できます。できすぎます…
それを避けるためには、息子が遊びから帰ってきたタイミングで、片付けるよう指示しなければいけません。
さっさと片付けてくれたら、それでもう息子に指示しなくて済むのに…
片付けを後回しにすることで、私はそのことをずっと覚えていなくてはいけないのです。
ただでさえ忙しい夕方の時間。
「片付けるように指示する」という仕事を頭の片隅に置いておかなければいけないことが、私にとってかなり負担となっていたのです。
ママの負担を減らしてほしい
この「子供に指示をする」という仕事が私の脳のバックグラウンドを占領している。
この事実に気付いた私は、息子に相談してみました。
「保育園の片づけを後回しにしてもいいんだけど、そうするとママは後から片付けるよう言わなくちゃいけなくなる。
それを覚えていなきゃいけないのが、とっても大変。どうにかしてママの仕事を減らしてほしい。」と。
もちろん、忘れっぱなしで、次の日の朝に洗い物を出されるのも困ります。
それも含めて、私の負担を減らすようにお願いしてみました。
すると息子は、
「言われないとできないかも…」
と、弱気な声。
言われたら言われたで嫌なくせに、案外私に頼っていたことが分かりました…(笑)
「じゃあ、帰ってきたらすぐにやる?」
と聞くと、それはそれで嫌なよう。
しばらく考えた後、
「分かった。『~しなさい』って言わなくていいよ。
その代わり、ママが洗い物をするときに、『今から洗いものしよ~』って独り言を言って。
そしたら僕も思い出せるから!」
と、彼なりの解決策を出してくれました。
結局、何かを言うことには変わりないのですが…(笑)
この話し合いによって、
「しなければならないことを指示する」という仕事からは解放されました。
もちろん、それでもやらずに朝を迎えてしまったときは、「自分で洗う」というオプション付きです。
決断するということが負担だった
指示をするということは、その時どうすればよいかを考えて、決断したことを相手に伝えるという行為です。
指示をするためには、状況を把握し、先を見通すことが必要です。
そういったデータから最良の行動を導き出し、相手に理解できるように伝える。
これって、結構脳の負担が大きいと思いませんか?
毎日子供に言っている「~しなさい」という指示は、知らず知らずのうちに、私たち親のエネルギーを奪っていたのです。
その証拠に、息子への指示が減ってからは、心の負担がかなり少なくなりました。
「洗い物しよ~」と、独り言は言わなければいけないのですが(笑)
それを聞いて、どう行動するか判断するのは私ではなく、息子自身。
もしその時にやらなかったとしても、最終的に後始末をするのも息子なのです。
そう思えると、生活に対する私の責任が、ぐっと軽くなったように思えました。
その分、息子がいつ何をするのかは、息子に任せる勇気は必要です。
夜になって片づけをしていなくても、小言を言うのは我慢。
息子が選んだことを、最後まで見守るだけです。
どんな行動を選ぶのか。それは私の仕事ではなく、息子の仕事なのだから。
まとめ
今回の記事では、
・子供へ指示することは、親の負担になっている。
・子供への指示を減らし、子供自身が決断できる仕組みを整えるとよい。
・子供の決断を最後まで見守る勇気が大切。
ということをお伝えしました!
子供の決断を口出しせずに見守る…というのは、なかなか大変なことです。
けれども、その分子供への指示が減り、余裕も生まれくるはず…!
それを願って、子供を信じるということに挑戦してみたいと思います!
全国のママ・パパの皆さん、明日も一緒に頑張りましょう♡
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
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