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Bear strikes back but I'm still aliveー20240108 あっという間に入院が終わった


12月から2月にかけての怒涛の日々。大きな山場であった「入院&子宮全摘手術」があっという間に終了しました。正直こんなにあっという間なのかと驚いています。5日間のまとめを残しておきます。


入院第一日目

基本的には手術前日に入院です。私は忙しいままなだれ込んでしまえ!という方が割り切りがつくタイプなので今回は朝の配膳のバイトをやってから急いで帰ってそのままタクシーで10分程度の横浜の病院に午前11時に入院しました。手術前日からの入院は大体11時だと思います。

今回すごく注目していたのは日付。予定入院だったので1月4日入院にしてもらいました。その理由は「とにかく空いてる時期に入院手術したい」。以前掻爬の手術で入院した際、先生に8月に入れられたのですがその時期は本当に大混雑でした。夏休みでしたからね。。全ての手続きがとにかく待たされまくりだったのです。予定入院の方は「なるべく人が入院しない時期に入院」をオススメします。


手術を行う際には手術の規模に関わらず大体こんな先生から説明を受けます。

1:入院生活について担当看護師より
2:手術の麻酔について麻酔科担当の看護師より
3:手術の状況について手術科の看護師より
4:投薬する薬について薬剤師
5;手術についての全般について担当医より

質問は正直重複しまくります。なのでイラっとする場合もありますがまあそれは笑顔で。今回はかなりスムーズに終了しました。前回の8月は本当に待たされたし、総合病棟の入院だったので男性も同じ階にいたので落ち着かなかった。そして説明もドタバタ。4なんて紙が置いてあるだけだった。今回はとても落ち着いて受けることができました。「予定入院なら人が入院しない時期を狙う」、これ重要です。
ちなみに最近は説明は全て紙でくれますので透明なクリアファイル(20ページくらい)を持ち込むと後でわかりやすいと思います。

あと10年前と違うなって思ったのは「自分でやることが増えた」こと。最近は「自分で用意するべきものは用意して(その方が安いから)」ということになっています。例えば手術後のお茶などは自分で購入する様に、と言われてコンビニへペットボトルを6本自分で買いに行きました。その他にも買い出しする様にと言われるものもあるのでエコバッグは持っていくといいですね。(ちなみにそんなに飲めなかった、でも水は(消化器系の手術の場合は除くきますが)飲めば飲むほどいいので1日500mm3本は飲めたら良いという認識のようです)。

以前に比べてかなりインターネットは自由になりました。私は今回はもうネット廃人になるぞ!と決めていたのでWi-Fiルーターもレンタルしました。私の場合は禁飲食は明日の午後からと明後日1日のみの予定。

消灯が9時半だそうですがネットでずっと遊び呆けてやる!って思ってます。(しかしよく読んだら3GB超えたら速度制限がかかるタイプだった。。短期間なんだからもっと思う存分使いたかった)


入院第二日目、手術日

さて、手術日。待たされる覚悟を持って起床。

産婦人科の手術というのは本当に予想できないことが多いので、予定手術はどんどん後回しになります。なので待たされることは覚悟した上で朝を迎えました。

午前8時まではスポーツドリンクは飲めるのでごくごく。そしてその後はとにかく静かに過ごしました。12時に呼ばれておなじことを何回も聞かれ、はい手術、そして本人寝てるのであっという間に終了。あっという間に病室に戻りました。あとはとにかく時間が過ぎてもらうのを待つしかない。

ここで失敗したなあと思ったのは思った以上に病室が暑かったこと。冷えピタとかを用意しておけばよかった。氷枕は借りれますが冷えピタとは消耗品なので購入になるんです。なので後で自分で買いに行きました。
後、ガジェットオタクの人はモバイルバッテリーは2つあってもいいかもです。実は今回あんなに準備してたのに飛行機用ガジェットポーチを忘れてしまって(終わった)と思ったのですが、普段国内用に使ってるガジェットポーチに使えるものは全部入っていたのでなんとか乗り切ることができました。なのでガジェットオタクの方はぜひ普段からガジェットポーチを持ち歩きましょう。
ただ本当に助かったのはWiFiルーター。好きなラジオを思う存分聴けるのは本当に良かった。


入院第三、四日目

手術が終わった後、何度か夜の確認がきました。

痛みがないわけじゃなけど、でも痛くないわけじゃないので痛み止めどうしますか?と言われた時正直に痛み止めをお願いしました。痛い時は我慢しない、というのはこの本から学びました。

痛み止めの点滴を加えてもらったら思った以上に眠れました。そして朝が来てあっという間に各所の管が外れました。びっくりするくらい早い。10年前は1週間くらい点滴と一緒で、最後の方は相棒感まで出ていたのに。医学の進歩の速さに驚かされっぱなしです。

3日目はそのスピードについていけずあたふたしてましたが、4日目は明日退院ってことで流石にワクワクなので片付けに入っています。それにしても早い、速すぎる。

今回は計画入院だったのでまだ準備ができたので幸運でした。整理しておくとこんな感じでしょうか。

1:荷物は多めくらいでよろしい(荷物持つのが嫌って人はキャリーにすると良き)
2:枕が合わないと眠る時マジ辛いので空気枕はマジあったほうがいい
3:案外買い物行くのでエコバックあると便利(エコバックはシャワーの時も使えます)
4:室内の温度調節はできないので冷えピタ、靴下、低温カイロはあると入眠がスムーズ
5:耳栓または就寝用イヤホンはあったほうがいい
6: Wi-Fiルーターはあったほうが楽しい
7:本は読み切れないくらい持っていって良い。
8:ティッシュやウエットティッシュいつも使うものを、退院したら家で使えばいい。

そしてとにかく声を大にして言いたいのは

9:基礎体力と基礎運動知識は本当に大事!


今回の入院に向けて私、パーソナルトレーニングとオンラインストレッチやヨガを続けていたことはマジで良かったと思ってます。動かせる部分をいかにして動かすか、これを知ってるかどうかで全然違います。
運動は本当にやっておいたほうがいいです、本当におすすめです。

四日目は持ち込んだ本を読んだり書き物をしたり仕事を整理したりと過ごしています、これしか出来ないから逆に捗ります。消灯後眠れない時はkindleがオススメなので消灯前にDLしておくことを強くオススメします。

食事はあっという間に常食に戻りました。まあ前回も今回も「消化器」に関係していないというのもあると思います(消化器系が絡むとこんなに早く退院はできないと思います)。ただ食べたり飲んだりすると「出さなきゃいけない」のでトイレが病室に近い、または個室の方がありがたい。私は10年前は子供が見舞いしやすくするために個室でした。今回はトイレは目の前。なので非常にありがたいです。

入院五日目(退院日)

退院日の前日は以前より病室が寒く感じました。それは当然でして、なぜなら手術などの処置の時より体力が戻り微熱状態から平熱に戻っているからです。なので最後の日は低温カイロの出番がありました。やっぱり持ってきてよかった。

そして朝を迎えさっさと支度します。病院の退院のコツは「よっぽどお話しする機会がない人以外には基本挨拶しない」。逆の立場になったらわかりますよね。先に退院されるの、羨ましい以外の感情は湧きません。それに予定より長引いてしまってる人もいるはず。なので退院は基本黙って帰る、これ基本です。

そして荷物は案外減らないと思います。いや、多くなってる。今回の私の入院もなぜか荷物が増えています、それは水分を買っておいてくださいって言われて買ったペットボトルが3本残っているから。考えてみたらこんなに飲めないよ、なのですが多めに言うのが決まりなのでしょうね。あと、同室の人にあげるのも基本NGです。未開封でも基本あげないこと。これは後で体調不良になった場合責任問題になりますのでね。

予定入院の場合に限りますが退院日の服は基本入院の日の服と一緒ですね。私は基本飛行機移動の時と同じです。無印良品のトレーニングウエア。

私はこの組み合わせが好きです。


気になる場合は帰宅時にリセッシュとかしてもいいと思いますがでもくれぐれも無香料で。

退院日は10時です!とか言われますがこれも大体遅れます。なので気軽に待ちましょう。9時には出かけられる形にしてあとは手荷物に入れてる本当かパソコンとかでパチパチやりながら気長に待つ。遅れてもそれはそれ。気にしない気にしない。

そして今回は8日の退院日は「休日」(成人の日が可動式になったのマジで慣れない)ので支払いがなし。なので片付け終わったらもう退院出来ました。これは想定外だった(言ってほしかった😅)。
まあ手続きは全て終わってる(クレカ登録してある)ので問題なく退院できました。

この5日間、10年前の入院との進歩をしみじみ感じることができました。そして「予定入院のありがたさ」も。
50代になると正直体の調子が悪くなる人の方が多くなると思います。その場合、自己流での対処法でうまくいかない場合、緊急入院になると本当に大変になるのだなと実感しました。
なので今回感じたのは「かかりつけ医を持とう」ですかね。信頼できるお医者さんと話し合える環境を持っていたおかげで、私は自分の人生でやりたいことと自分の体調を整える方法を相談できた気がするんです。もちろんお医者さんにかからない方がいい、でも自分の体調は自分だけで決めるのではなく、自分を客観的に見てくれるプロの方と共に相談しながら決める。これが一番豊かな人生を送れるのでは?と実感しました。

なので夫にも「定年後は「パーソナルトレーニングを受ける」「かかりつけ医を作る」は絶対にやって。それをやりたくないなら死ぬまで会社で働かなきゃならなくなるよ」と強くお願いしました。

50代からの人生、自分を主人公に体調管理を多方面で請け負わないとマジで詰む。なので50代からこそ体調管理をせなあかんと実感した5日間でした。現場からは以上です。