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デリケートゾーン用の石けんの思い出

保健師だからこそ、薬局勤務だからこそ、
お伝えできることがある!!
なっちゃんの保健室
なっちゃん先生が教える40代からの大人女子性教育♡(^-^)♡

今から14年前のこと。
男性とお付き合いすることに。
付き合い始めて数週間?1ヶ月余り?経った頃、
その男性からデリケートゾーン用の石けんがプレゼントされました。
石けんだけではなく、
バストケア用のマッサージジェルとセットでプレゼントされ、
バストのマッサージは、その彼がしてくれていました。

当時、デリケートゾーンケアというものを全く知らず、
それ用の石けんがあるとも知らなかったわたしは、
マッサージは嬉しいけれど、有難いけれど、
デリケートゾーン用の石けんをプレゼントって・・・
わたしのデリケートゾーンが臭いってこと?
ニオイが気になるってこと?
これで洗って、ちゃんとケアしてくれってこと?
頭の中はぐるんぐるんしました。
けれど、怖くて聴けない。
募るモヤモヤ。
特にそういったことを言ってくるでもない彼。
至って普通に接してくる彼。
イヤなら(我慢ならないなら)別れを切り出してくるだろうが、
そんな様子もない。
何も言わないけれど、石けんの効果を期待しているのか。
どういうつもりー?!どんな意図でー?!

なかなか話題に出せず、
かと言って、
その石けんを彼の前で使う勇気もなく(彼の家で半同棲みたいな感じでした)、
でもでも、プレゼントしてもらったのに、使わない訳にもいかないよね・・・とも思い、
何度か使ったけれど、どうしたら良いのか分からず、
使い切らずに、その石けんの習慣は風化していきました。

これ、今の夫です。
夫婦になっても、なかなかそのことを切り出せず(何年心の秘めてるんじゃい!)
聴けたのは数年前。
わたしが腟ケアに興味を持って、ケアを始めて暫く経ってからのこと。(やっとかいな!)


わたし:ねぇねぇ、付き合い始めた頃、わたしにデリケートゾーン用の石けん買ってくれたことあったよね?
:そんなことあったっけ?全然覚えてない。
わたし:えー!!わたし、何年も気にしてたのに、ずっと聞けなかったのに。わたしのニオイが気になって、どうにかしろって意味でプレゼントしてくれたのかな・・・とか、色々考えてたのに!!
:いや、それはない。覚えてないけど、そんなことは1度も思ったことない。


こんなやり取りをしました。
そうだったんだー、じゃあ、早く言ってよ!(早く聞けよ だけど)と思ったり、
じゃあ、何であの石けん買ったのか・・・謎は深まる。

でも、
今にして思えば、この出来事も、今のわたしに繋がっていると思います。
デリケートゾーンケア用品があるって知らなかったし、
ニオイのお悩みがあるってことも知らなかったし。
そして、
更年期になると、女性ホルモンの分泌が減って、腟の自浄作用が低下して、デリケートゾーンが臭う(嫌なニオイになる)ということも知らなかったし、
そしてそして、
それをケアによって改善することができるって知らなかった。
知らなかったし、興味を持つこともなかった と思う。
きっとこれで良かったんだな、こういうことになっていたんだな
と思う今日この頃です。

余談ですが、
男性の友だちに、この夫からの石けんのプレゼントの話をしたら
思わぬ返答が。
「俺だったら怖くてそういうのプレゼントできない。しかも割と付き合いはじめに。変態とか思われるかもしれないって考える!」と。
なるほど、それは思いもしなかった。
女性と男性、それぞれに受け取るものが違うものですね。

ということで
更年期にデリケートゾーンのニオイが変化するのは
生理的な変化で、誰にも訪れることです。

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