雑記:山城の国一揆の舞台
JR上狛駅周辺は、山城国一揆の中心となった国人・狛山城守の屋敷跡とされ、現在も上狛環濠集落と呼ばれるこの地域は、周囲を堀で囲まれ中世の面影を残している。
集落の中にある西福寺は、狛氏の菩提寺であり、境内には狛氏の墓所とされる石塔群(下の写真二枚目)がある。
その中には、戦国時代末期の当主で、織田信長に味方した狛秀綱の墓(下の写真三枚目)もあり、狛秀綱の没年である天正十二年銘を刻む陽刻五輪塔碑である。
上狛の松尾神社は、慶長年間造立の社殿のある神社であり、また境内は山城の