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はじめまして、関根愛です。


 ページをひらいてくださったみなさん、はじめまして。関根愛といいます。名前の「愛」は「めぐみ」と読みます。
 今は十数年暮らした東京から、鎌倉の海や山が近いエリアに住まいを移し、食や暮らしにまつわる映像を撮ったり文章を書いたりしながら暮らしています。


 生まれは会津若松。その後、川崎と伊豆で育ち三島の高校へ通いました。上智大学英語学科在籍中に芝居の世界に飛び込み、映画や舞台やCMに出ながら約十年をどっぷりと芝居漬けで過ごします。

 なかでも得がたい経験のひとつとなったのは、日本ではまだ上演されていなかったイギリス演劇『Airswimming』に一目惚れをし、クラウドファウンディングを始めほんとうに沢山のひとのお力を借りして2018年に日本初演が実現したこと。企画から立ち上げるのは初めてで力不足や苦しかったことも沢山あったのですが、ぐらぐら揺れる小さな頼りない舟にほんとうにすてきな人たちが乗り込んでくれたおかげで、無事に上演することができました。


 体も心もめまぐるしい芸能の世界では、ほんとうにいろんなことを経験しました。そして気がついた頃には、体調をよく崩すようになっていました。小さな病気をいくつかしたり、あちこちになんだかおかしいなと感じることがでてきてしまって、自分の体じゃないみたい、と不安でいっぱいでした。

 「どうにかしないと、このままでは未来がない」と一念発起、食生活の改善を中心に、それまでの生活や習慣、考えかたを一から丁寧に見直していきました。それは、図らずも役者という生き方に大きな変化を及ぼしていくことになりました。
 以前、ベルリンのハンブルク駅現代美術館でJenny Holzerというアーティストによる"You live the surprise results of old plans"(あなたは、あなたが遠い昔にたてた計画のおどろくべき結果を生きている)と小さく書かれた作品を観たのですが、まさにそのような実感を経験したのです。

 このページでは、そんな変化のあとに起こった、今私が取り組んでいることを短めにまとめています。


食と暮らしのYoutubeチャンネル『鎌倉の小さな台所から』

 2020年春から、Youtubeで動画づくりを始めました。開始時は東京暮らしだったのですが、自然が身近に感じられる生活をしたくて鎌倉へ移り住んでから、ありがたいことに当初想像していたよりもはるかに多くのみなさんがチャンネルを訪れて盛りあげてくださいました。
 季節ごとの食べものや暮らし方をエッセイVlogでお届けするというのが、ここ最近のおもなスタイルです。以前は週に一度の更新でしたが、現在は不定期更新です。


 下記よりYoutubeトップページへ飛べますので、お時間ありましたらぜひお訪ねください。チャンネル登録も、いつでもおまちしています。


『ばあばのおだいどこから』

 映像作品では「ばあばのおだいどこから」というリール動画シリーズを2023年9月より日本財団のインスタグラム上で配信しています。日本各地のおばあちゃんの台所をたずね、おばあちゃんたちのライフストーリーを聞きながら、その味を作ってもらっています。
 とてもご好評をいただいているので、ぜひいちど #ばあばのおだいどこから で検索し、ご観いただけたらうれしいです。


連載エッセイ『回復の食卓記』、『せきねめぐみのかまくら暮らし歳月記』 @veggy onlineなどの執筆活動

 veggyさんのlifeアンバサダーを一年間させていただいたことがきっかけで、2022年2月より連載webエッセイ『せきねめぐみの、かまくら暮らし歳月記』を一年間書かせていただきました。鎌倉で過ごす日々の中で感じたあれやこれやを季節の変化にのせて綴ったおたよりのようなものを、月にいちどお届けするものでした。
 2023年4月より『回復の食卓記』という新しい連載がスタートしています。この連載を始めたのは、心身ともにけっして無傷ではいられない人生をそれでも少しずつ前向きに歩みすすめていくために、ほんとうの癒しや回復へ向けての道を模索しはじめたことがきっかけです。
 私自身のなかで生活のもっとも身近な部分である食卓を通して、人が癒えていくこと、人が回復していくことを見つめようとしています。

第一話「ふき味噌と炊きたてご飯」
第二話「ほんとうの癒し」
第三話「コマクサと泥団子」
2022.12月のエッセイ
2022.11月のエッセイ
2022.10月のエッセイ
2022.9月のエッセイ
2022.8月のエッセイ
2022.7月のエッセイ
2022.6月のエッセイ
2022.5月のエッセイ
2022.4月のエッセイ
2022.3月のエッセイ
2022.2月のエッセイ


 ここnoteでは、2022年12月21日より新しくエッセイ『二十一日の夜明け前に』をリニューアルスタートしました。マガジン単体でも、ぜひフォローしていただけたらうれしいです。


 今では日記もライフワークのひとつです。日記を書くことで、一ページ分人生を前へ、すすめていくことができるような気がします。


 そのほかに社会問題をわかりやすく伝えるwebメディア「チャリツモ」さんで食養生と暮らしにまつわるコラム『めぐみのひとつぶ』を書かせていただいたり、

 ヨガジャーナルオンラインさんでも定期的に、季節の食に関するショートコラム『せきねめぐみの、肩の力を抜くごはん』を配信させていただいています。


 SNSまわりでは、おもにInstagramを。こちらは日々食べたものや起こったこと、気づきやわくわくしたことなどを日記感覚でのせています。


 
最後に、作品づくりについて少しだけふれます。

 2021年に"ひとりきりでごはんを食べる人"のパフォーマンス作品をワークインプログレス(実験的なもの)として作りました。タイトルは『MOST OF THE TIME, I ATE ALONE ほとんどの時、私はひとりで食べた』。

 この創作のきっかけになったのは、アーツカウンシルしずおかが主催する「マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)」というプログラムでした(滞在日記とまとめが下記よりお読みいただけます)。


 旅人として三島市に一週間ほど滞在させていただき、滞在最終日に発表したものが上記作品です。ライフワークとしての食をあたらしい視点からとらえ、今までとはちがう表現の形として外に出すことにトライしてみたかったというのが、製作のきっかけでした。
 2022年もありがたいことに旅人に選んでいただき、滞在先は南伊豆町へ。滞在日記とまとめはこちらからご覧いただけます。

 三島滞在のご縁で、同じく旅人として出会ったキューレーターの戸塚愛美さんがアートディレクター、ホスト側として色々とお世話をしてくださった山森達也さんがローカルディレクターとして「三島アートプロジェクト」を発足してくださいました。

 2022年はリサーチプロジェクトとして3泊4日の滞在と展示発表が行われ、私は2021年の三島滞在で七人の方を撮影・インタビューさせていただいた素材で『ひとりで食べる人 / Eat Alone』という映像作品を展示しました。

展示の様子
映像作品「ひとりで食べる / Eat Alone 」
ギャラリートーク



 駆け足になりましたが、以上が私の今やっていること/簡単な自己紹介です。ここ2年ほどは映像活動メインで活動してきましたが、これからは文章のほうも大切に綴っていきたいとおりますし、本の制作にも取りかかろうとおもっています。
 ぜひお気軽にnoteのフォローをしてくだったらうれしいです。さいごまでお読みいただきありがとうございました。

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お読みいただきありがとうございました。 日記やエッセイの内容をまとめて書籍化する予定です。 サポートいただいた金額はそのための費用にさせていただきます。