せるまー

TrumpetでJazzのBigband / Jam Sessionを長年続けています…

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TrumpetでJazzのBigband / Jam Sessionを長年続けています。 SSH/Jazz Phenomenaの昔話などがメインコンテンツです。 自分の失敗を踏まえたジャズ初心者の上達方法や、ジャズの一生の趣味としての楽しみ方に考えを巡らすことが多いです。

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最近の記事

買ってよかったもの 2022

今年買ってよかったものFItbit Charge5 Tracker 健康管理のために購入。機能は多々あれど、歩数、消費カロリー、活動量、心拍、睡眠時間の測定を主に活用している。心拍数がある程度高い状態を維持しつつウォーキングするのに大きく役立っている。夏頃から使いつづけて、血液検査の数値が改善しているのはCharge5のおかげだとおもう。そして何気にiPhoneとの通知連携が便利で、これからはなにかしらのスマートウォッチか活動量計は手放せなくなってしまった。 エレコムのW

    • Jazz Phenomena定期演奏会2022

      母校のサックス購入に少しだけ協力した縁をきっかけに、定期演奏会に少し演奏でお邪魔してきました。 コロナ禍で思うような活動ができていない中であっても、ヤマハとの関係をうまく活用して、素晴らしいプロトランペッター篠原さんのディレクション&フィーチャーにより、学生だけの自力では到達できないより高いレベルの音楽表現まで踏み込めていたと思います。選曲もセンスがよく、昔だったら手の出せなかったエリントン楽団の曲もあって楽しいセットリストでした。 自分は現役生と社会人の合体企画バンドと

      • 初心者ジャムセッションワークショップ

        ごくごく内輪の初心者向けジャムセッションワークショップをやっている。 やっている内容・セッションにおけるフロントしての立ち居振舞い(視線、合図など) ・イントロのコンセンサスのとり方 ・エンディングのパターンの練習(逆循環、3回リピート、ritのかけ具合) ・ドラムソロの振り方(4or8バース、Open solo) コンセプトアドリブソロの内容は一気に上達してもらうのが難しいのでやりたい人だけ簡単な課題をやってもらって、スタジオを借りている時間内では、各自がセッションハウ

        • <後輩学生向け>アドリブどうでしょう

          本記事はOBのおじさんがよく書く、いわゆる巻物というやつです。 コロナ禍は考慮にいれずに書いているため非現実的かもしれません。すみません。 アドリブが吹けるといいことがある?ビッグバンドやっている学生の方は社会人になっても音楽を続けていきたいと思うだろうか。 社会人になって見知らぬ地でビッグバンドを続けていくのであれば一芸があったほうが様々なバンドに拾ってもらいやすくなります。 例えばジャズトランペッターの一芸は大きく分けて、ハイノート系(ビッグバンドでいうLead)とアド

        買ってよかったもの 2022

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        • Jazz PhenomenaとSSHの記憶
          7本

        記事

          レッスン振り返り(2年目)

          買ってよかったもの的に、課金して良かったこと。 インプロヴィゼーションのレッスンで学び始めて2年が経過したので軽く振り返りを。 今年は具体的にコレをやった、というよりも初年度にやったいろんな要素を統合したり、粗を削ったり、奏法を改善したりと、複合的に教えていただいたような気がします。 今年は色々有り音楽に集中できない時期もあったので、初年度に比べてスタジオに籠もる時間が減り予習復習の部分で満足がいかないことが多々有りましたが、2年目も前に進むことはできたかと思います。 題材

          レッスン振り返り(2年目)

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶7

          C年=1年、D年=2年・・・それではHigh C年は?我が学年は優秀なので、栄光あるHigh C年を二人も輩出している。 バンマスその1と、バンマスその2である。 High Cまで達する人間はまず授業に行かない。雨が降ろうが、学務課が家に来ようが、親に泣かれようがとにかく行かない。仙人のごとく意思が固いのである。後輩が入学してから卒業するまでずっと在学し、卒業する後輩も幾人も見送る。地縛霊のようなものかもしれない。 だが彼らは就職できたか?答えはYesである。 だが彼らは

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶7

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶6

          この記事の続き 誰か後輩の参考になればと思い、Jazz Phenomenaのアーカイブとして残す。 2001年 傀儡政権上級生が引退しないバンド、Jazz Phenomena。 留年生たち>>>(越えられない壁)>>>3年生>2年生>1年生というパワーバランスで運営が行われた年。 コンマスは前コンマスによる指名制で、3年生にはバンドマスター、コンサートマスターという役割は与えられたものの、実質バンドを支配するのは留年生たちであった。いわゆる傀儡政権の年である。中間管理職は

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶6

          クリスマスシーズンにおすすめのジャズ

          TONY GLAUSIオレゴン州ポートランド出身のジャズトランペッター、トニー・グラウシ。 数々のコンペティションで輝かしい実績を残しており、これから注目されていくであろうジャズミュージシャンです。個人的には生で演奏を観たいので早く来日して欲しい。 若干24歳であるものの、すでに素晴らしいクリスマス・アルバムを作っています。多くの若いジャズミュージシャンが好むコンテンポラリー側に寄せない音楽を作っており、演奏もとてもハートフルな内容。アルバムではトランペットミュートのチョイ

          クリスマスシーズンにおすすめのジャズ

          昔の大学生の豆撒きの話

          ※現在実在する団体とは関係の無い昔話です 恵方巻が流行る前の、節分の話。 大学に熟れてきた冬に、新入生に襲いかかる伝統行事があった。 寒い2/3の夜、一年生の家に響くチャイム、鍵を開けたが最後、しばらくの間後悔することになる。 10名以上の鬼(先輩)達が両手にお菓子でパンパンになったビニール袋を抱え、大挙して1Kのアパートにズカズカと上がりこんでくる。 「鬼は外!」 節分の作法は一切無視して、盛大な豆と菓子撒きが始まる。 家中の至るところに、豆を蒔き、菓子を撒き、あ

          昔の大学生の豆撒きの話

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶4

          Jazz Phenomenaにとって重要な、大御所OBの昨年のコメントが以下。フェノメナの語源発見?2020年で50周年だそうです。2020年を迎える前にエリック宮城をゲストに呼んで50周年イベントは済ませてしまったようですが。 "フェノメナは1970年に活動を始めたから48年になりますね。月日の経つのは早いものです。因みに、A先生の授業Transport PhenomenaからH君は名前をつけたのかと、推測。"

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶4

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶3

          Phenomenaの転機当時工学部生は2年目まで静岡キャンパス、3年目以降浜松キャンパスで授業を受けることになっており、静岡市暮らしから引っ越しを経て浜松市暮らしをすることになっていた。 この風習?は自分の学年が最後となり、次の学年からは1年時から浜松キャンパスでスタートすることとなった。今まで年配の工学部生で構成され細々とコンボ中心の活動していたJazz Phenomenaに、大量の新入生が流入することになった。これを機にPhenomenaの改革を図られた。レギュラー&ジュ

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶3

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶2

          デモテープビッグバンド演奏の参考音源、現在はどんな形でバンドメンバーにシェアされているんだろうか。やっぱりオンラインの共有フォルダ経由だろうか。それともサブスクリプションで聴いているのだろうか。 1999年インターネットが始まった頃、SSHでのデモ音源はカセットテープで共有されていた。 MDが普及しつつあったものの、サークルでは慣例的にカセットテープがまだ使われていた。 不便なもので、ダビングするのにも時間がかかるし、音源を聴く際にも、カウント・ベイシー・オーケストラの1フ

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶2

          Jazz PhenomenaとSSHの記憶1

          かなり古い記憶をたどることになる。 在学中静岡キャンパス時代にSSHには2年在籍、浜松キャンパス時代にJazz Phenomenaには4年在籍した。 SSHでは2年時に山野BBJCに出場。 Jazz Phenomenaでは始動したてのレギュラー&Jr.体制を確立すべく3年間コンサートマスターとして奮闘した。院1の時に初開催の東海ビッグバンドコンテストに出場。 ぽつぽつと、昔のエピソードを思い出したら書いていこうかと思う。

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