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独特の色気と存在感でずっと気になっている「俳優・毎熊克哉」

秋ドラマ『けむたい姉とずるい妹』で姉妹を翻弄する男・三島律を演じる栁俊太郎を観ていたら、

「こういういわゆる”超イケメン”ではないのに、なんとなく女が惹かれるタイプの男ってみんな似た雰囲気だな…」

と感じ、そういえば私がずっと気になっている「俳優・毎熊克哉」もそんなタイプに当てはまるのかなー?と思いました。

毎熊くんを私が初めて意識したのは『恋はつづくよどこまでも』で演じた来生先生役でした。″ドS″の佐藤健演じる天堂とは対照的で、穏やかな大人の優しさを持つ役どころが印象に残りました。上白石萌音演じる七瀬のことを想いながらも成就しない、どこか切ない役でもありました。

天堂と自分が釣り合わないと悩み涙する七瀬に「泣くなよ…俺がいるから」とつぶやき、七瀬を抱きしめて「好きだよ」と思いを告げるシーンはかなり話題になりましたよね!あれは文句なくカッコよかったです。

『恋つづ』の後には『妖怪シェアハウス』でまさかの酒呑童子役にビックリ!でした。「お、鬼の役?!」来生先生からの落差激しすぎました(笑)。でもコミカルな感じも意外にイケるんだなーと。

そして芳根京子ちゃん主演の『半径5メートル』ではフリーの記者役・山辺を演じました。この役で私はハートをグッとつかまれた感じでしたね。”カッコよさ”と”カッコ悪さ”のバランスがちょうどいい山辺役がハマっていました。

なんといっても彼の”目が”魅力的なんですよね。ともすれば少し怖いイメージを持たれやすい顔つきなのかもしれないと思うんですが、それよりも彼の”目”の色気が妙に気になる気になる(笑)。黙っているときとは真逆の、笑顔の爆発力もハンパないんですよね。これこそまさに″ギャップ萌え″ってやつですかね…。

『彼女たちの犯罪』で演じた役・神野の”クズ男”っぷりが最近では話題になっていましたが、こういう”カッコ悪さ”はもしかしたら実は一番似合う役どころなのかもしれません。これは”いい意味”で…です!褒めています!

今泉力哉監督の映画『猫は逃げた』でも、離婚寸前の夫婦なのに″飼い猫の親権″をどっちが持つかで揉めてダラダラと離婚を先延ばしにしてしまう、人に流されやすい″ダメな優しさ″を持つ週刊誌記者・広重を好演していました。これも”カッコ悪さ”の度合いが絶妙で、”愛すべきダメ男”という雰囲気がたまりませんでした。

そのうち、超二枚目な”カッコいい”役を演じるときが来るかもしれませんが、私の気になる毎熊くんは”ちょっとダメ男”くらいが一番魅力的で光っていると思います。

秋ドラマ『セクシー田中さん』ではどんな役どころを演じてくれるのか今から非常に楽しみです。

「俳優・毎熊克哉」。これからどんな俳優さんに進化していくのか目が離せません!!


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