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つばめのつぶやき

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活動に関する記事など不定期投稿の、管理者のつぶやきをまとめています
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記事一覧

6/15(土)つばめの記 朗読会 詳細

戦時中に交わされた、故郷の父と戦地の息子の手紙のやり取りを朗読で紹介します。 手紙に込められた家族に絆を通して、家族の愛や平和な日常に尊さを、子育て世代やこれからの時代を生きるこどもたちに伝えたいと考えています。 この想いにご賛同いただき、3回目となる朗読会を、古賀市の「食の交流拠点るるるる」にて開催させていただくことになりました。 悲しい戦争の話だけを聞いていただきたいわけではありません。親子の手紙のやり取りの中に散りばめられた希望と繋がれた命のバトンを受け取ってくだ

つばめの記 イベント決定

「つばめの記」イベントが決定しました✨ 6/15(土)16:00〜17:00 福岡県古賀市 古賀駅西口商店街 食の交流拠点「るるるる」さんにて 福岡県古賀市天神1丁目4−35 つばめの記の朗読をさせていただきます! 詳細は追って追記いたしますのでお待ちください。

「つばめの記」講演のお知らせ

2024年1月27日(土)に福岡県小郡市にて開催の勉強会にて講演させていただきます。 戦時下に交わされた父子の往復書簡を、遺族としての立場から「つばめの記」と題した企画展や朗読で伝える活動をしています。 1月27日(日)は手紙の朗読でのお伝えがメインとなります。数点、展示品を準備いたします。 主催者の方の運営費として参加費が必要ですが、どなたでも参加していただけます。要申込みです。 詳しくは、主催者「地球子屋」様のFacebookイベントページでご確認ください。 以

毎日新聞の記事より

1941年12月8日「あの戦争、あの日さえなければ」 85歳の涙 「私は父を知らず、父も私が生まれたことを知らずに逝ったのではないかと思います。 同級生の6人のうち3人は父親を戦争で亡くしていました。」 こちらは、つばめの記を聞いてくださった方からのおハガキに書かれていました。ちょうど今日返信を書いたばかりでした。ご苦労を思うと言葉を続けることができませんでした。 シェアしている毎日新聞の記事を読むと、別の方ですが、同じように「ご苦労」の一言では書き表せない人生を歩ま

毎日新聞夕刊に掲載されました

本日12月9日(土)の毎日新聞の夕刊に「つばめの記」の記事が掲載されました。 開戦の日に合わせて、丁寧に書いてくださっています(嬉泣) この記事を書いてくださった記者さんは、古賀市油やでの朗読にきてくださっていました。 さらに深掘りしたいと取材してくださり、手紙の現物などもご覧いただき大変熱心に話を聞いてくださいました。 また親御さんとしてのお立場からも、戦死を知らずに父親が書き続けた手紙は特に胸にくるものがあったご様子でした。 同じ紙面には、ガザの話題… そして、

太平洋戦争開戦82年

「近頃少々変わったこともありますが、詳しいことは書かれません。また以後、手紙も禁じられるかもしれませんが、元気で働いていますゆえ、母上によろしくお伝えください。さようなら。」 「久しく音信がないので案じておったところ12月8日、ちょうど日英米宣戦の日、書面がつきました。 世界草分けの大戦は火蓋を切られ、日ならずして大戦果を上げ、皇軍の意気昇天の勢い、毎日ラジオのニュース、新聞を見るのも聞くのも痛快の至りだ。」 昭和16年12月8日、日本海軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃し、

11/5(日)企画展・朗読を開催します

福岡県古賀市「古民家 油や」さんをお借りして、企画展を行います。 【展示】10:00〜16:00 【朗読】13:30〜14:30 ※朗読は、パネル展示と同じ部屋で行います。その間はパネル展示をご覧いただけませんのでご了承ください。 【概要】 日中戦争から太平洋戦争の戦時下に、戦地の息子と故郷の父を繋いだ約70通の往復書簡をテーマに、パネル展示と朗読で、手紙の一部を紹介します。 手紙の朗読は初めての試みですが、手紙のやり取りを聞いていただくことで、戦争の記録や記憶を追体験して

令和5年度全国戦没者追悼式に参列しました(前編)

またとない機会をいただき、全国戦没者追悼式に、福岡県の遺族代表団として参列させていただきました。 8/14(月) 福岡空港にて結団式ののち、出発 参列者人数は52名とのこと、1班、2班に分かれていました 私は、父と二人で参加しました 名札、お揃いの帽子、弁当など受け取り、搭乗 行程中は、添乗用の県旗やお揃いの帽子を目印に、はぐれないように行動します ちなみに福岡県は水色のバケットハットでした 台風7号が心配されましたが、飛行機は無事に飛び立ちました 機内では、献花

全国広報コンクール2023入選の一報を受け、再開します

昨年12月の展示を終えて、燃え尽きていました。 知ってもらうこと、伝えること、たくさんエネルギーを使いました。 おかげさまで、新聞やテレビで取り上げていただき展示にもたくさんの方に足を運んでいただきました。 感謝の気持ちでいっぱいです。 さて、展示と連動企画として福津市の広報誌に巻頭特集を組んでいただいておりましたが、その広報誌が広報コンクールで福岡県第1位となり、全国広報コンクールにエントリーされていたそうです。 そして、全国コンクールで「入選」したとの一報を、当時

戦時下のつやざき展 12/2(金)〜16(金)

noteでデジタルアーカイブとして残している最中の、当家に残されていたガダルカナルの島で戦死した息子と父の往復書簡の展示を行なっています。 (私の大伯父と曽祖父) 今回は、同じ町内から出征され、空母「加賀」に乗船し、ミッドウェー開戦で戦死された方が母親に宛てた手紙をお預かりして、新たに展示いたします。 さらに、東部ニューギニアの戦いを生き抜いた私の祖父の戦争体験記と旧日本陸軍に関する収集品も展示いたします。 展示の内容とテーマは大きく次の3つです。 太平洋戦争開戦、真