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歴史を訪ねて 【おくのほそ道】

奥の細道。正確には「おくのほそ道」と表記される。江戸時代に松尾芭蕉や河合曾良が中心となって旅路で読み上げた俳諧を集めた紀行書。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。
今回は「おくのほそ道」の代表句を拙者の価値観で選出し紹介していきたいと思う


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深川 (旅立ち)

草の戸も 住替る代ぞ 雛の家

長くいたこの家も私の旅立ちにより住む家主が替わる頃なのだな。新しい家主は雛人形を飾るのだろうか。

日光

あらたふと 青葉若葉の 日の光

新緑に塗れる木陰にも日の光が差し込んでいてなんと尊いことなのだろうか

平泉

夏草や 兵どもが 夢のあと

武将(「兵」つわもの)たちが栄華を求め戦かったこの場所も今では夏草が咲いているんだな

五月雨の 降り残してや 光堂

光堂(中尊寺金色堂)は五月雨をものともせず当時の美しさを保っているな

立石寺

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声

立石寺の蝉の鳴き声がそこの岩にしみいっている

酒田

五月雨を あつめて早し 最上川

五月雨(梅雨の雨)を集めた最上川の流れは激しいな

大垣 (むすびの地)

蛤の ふたみにわかれ 行く秋ぞ

なかなか分かれたがらない蛤の「ふた(蓋)」と「み(身)」が分かたれるように、名残を惜しみながら人々と別れゆくのだろう


感想

代表句を集めてみたが如何だっただろうか?
この「おくのほそ道」に心身を投じた松尾芭蕉の息遣いとやらが感じれてくるのではないだろうか?とまぁありきたりな話をするが拙者はあまり分からなかったのぅ。
では春で一句読んでみます。

我が気持ち 託すに足るか 朧月よ

感想ツッコミあったらコメントください😓


参考文献

https://manapedia.jp/m/text/1356


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