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日本よりフランスの方がイイと思う10のコト

皆様、フランス・パリ暮らしはどうなのか?と気になる方もおられると思いますので、以下に10にまとめてフランス暮らしのちょっとイイ点を書いてみました。これはあくまで私個人の感想です。

1.アパ―トが集中暖房が多いこと

パリでしか生活していないが、集中暖房だと家に帰ってきても温かくTシャツでいられる。日本では灯油をわざわざ石油ストーブに入れる作業がこちらではいらない。最も近年は集中暖房ではなく電気やガスのところが多くなってきていて、最近のインフレで電気代ガス代が爆上がりしているが。

2.ニュースの質が高いことと個人の自由度

ニュースを見ると今何が問題なのか、その分析や深掘りに政治家や専門家が登場してわかりやすく国民に説明してくれること。日本のようなナンチャッテ・コメンテーターは皆無だし、大きな問題があることをごまかすためにどうでもいい問題をかぶせてこない。個人の民度、知的レベルがけっこう高い傾向がある。また個人はどんな考えを持っていても自由だという自由主義。世間体や同調圧力など感じたことがない。

3.フランス料理の豊富さ、ワイン・チーズの種類も半端ない

チーズも毎日365日別のものを食べれるくらい豊富にあること。自分は鉄板のカモンベールをよく食べるのだが絶品。ワインにいたっては世界に知られる銘柄が目白押し。フランス料理は自分はポトフのようなさっぱり系が好きだが、料理は芸術品並み。今ではあまり食べないが、とにかくパン屋に行けばケーキ・スイーツが豊富にあること。若いころはミルフーイユが好きだったな。

4.フランスの地域がそれぞれ独特の文化と食がありとても豊かであること

フランス国内を旅行すると、各地域特有の食や文化がありグルメも堪能できる。また地方の街の建築もそれぞれ独特で重厚、歴史的景観美を大切にしていて歴史のロマンが感じられる。日本のようにどこの都市にいっても似たような建物や安っぽい看板の店構えがない。

5.人々が柔和。フランス人は知らない間柄だととっつきにくいが、一度友達や家族になるととても親切で自由な会話ができる。あと個人主義のフランス人だが平等主義も徹していて友愛、助け合いの精神がある人たちが意外と多い。

6.医療費のカバー率が半端ないこと

歯科治療でクラウンやインレーの治療になってもお金を払った記憶がないこと、全部保険でカバーされたことには驚き。もちろん開業医によっては保険のカバー率に違いがあるが。病院に行って最新鋭の検査機器で精密検査をしてもお金を自腹で支払ったことがほとんどない。ガンの治療が保険でカバーされ無料だということを聞いたことがある。日本の大きな総合病院とかだと待ち時間から診察まで半日か1日かかることがあるが、パリだと時間予約制で待たされることがほとんどない。診断がストレートでわかりやすい。

7.パリ市内に各国料理がとにかく豊富で手ごろな値段のレストランがあること。と言っても物価が高いので円で換算すると高いと感じるかも。

8.年間5週間の有給休暇がとれること

休みで一度に3,4週間続けて長期休暇をとっても、それは権利なので誰からも白い目で見られることがない。

9.緑豊かな公園が意外とありほっと一息つける空間がある

自分が住んでいるパリにはビュット・ショーモン公園というパリ最大の公園があり、けっこう坂とか高度差があり自然の景観をよく模していて散歩やジョギングにもってこいの場所がある。

10.フランス語という言語が明確。恋愛でも感情を言語化する表現の幅が広く深い。日本のように本音と建て前の違いが少なく、相手の言っていることがダイレクトにすぐわかる。

以上、ざっと思い浮かぶことを書いてみました。今度はフランスより日本の方がイイこと10のコトを書いてみたいと思います。

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