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横浜中華街 ラーメン&チャーハン 1 東園 生香園 三和樓 

数ある中華料理の中で誰からも愛され続けている慣れ親しんだ味。それはラーメン&チャーハンではないでしょうか?

横浜中華街では工夫を凝らした数多くのメニューが用意されています。
お得なセットメニューもランチタイムならではの楽しみです。

ランチを楽しもうでは定食シリーズに続き
「みんな大好きラーメン&チャーハン」と題してシリーズで紹介予定です。

中華街ならではのレアなメニューもお楽しみください。きっと、あなた好みの味が見つかるはずです。

知らない料理を体験できる楽しみと種類が多い中華の知見が深まる魅力的なランチタイム。気軽にお得な中華を楽しみましょう。

東園

タカナチャーハンとラーメンセット 810円

天長門から関帝廟通りに入って少し歩くと左側にあるのが東園。
白い大理石風の壁、ウッディーな看板に東園の金文字が目印のお店です。

開店50周年を迎える東園、現在2代目が今までの伝統を守りつつ、新しい料理も提供している横浜中華街で唯一現代名工の称号をいただいています。

本日のランチはA:牛肉とナスのカレー炒め770円、B:細切り豚肉とニンニクの芽の炒め770円、Cマーボードーフ770円、これらは春巻きも付いてこのお値段です。そしてDが今回ターゲットのセットメニュー、タカナチャーハンとラーメンで810円、デザート付きです。

シニアの私でもセットメニューなら両方の味が楽しめます。

どのお店でもチャーハンにスープは付いてきますが、お腹が空いているときはもの足りません。満足度100%のセットメニューはありがたいです。

ラーメンはシンプルなしょうゆ味でスープは見た目通りの澄んだお味、細麺がしっくりきます。チャーシューも最近ありがちなペラペラに薄いものではなく厚みはしっかり、お味もジューシーで本格的。

しっかりと炒められたチャーハンに香る高菜の風味がサッパリラーメンスープとピッタリ。ラーメン→スープ→チャーハン→スープ→ラーメン、このルーチンがエンドレス。合間に、ホウレン草とザーサイを入れて完璧な仕上り。

最後にセットで付いてくる杏仁豆腐が食べられるのも町中華とは違う楽しみです。少々食べ過ぎました、食後の散歩で午後の仕事に備えましょう。

↓↓ 所在地等お店の情報は過去記事から

生香園 本館(馬車道)

ワンタンメン 950円

JR根岸線の関内駅そば、馬車道にあるのが生香園です。オーナーは周富輝さん、我々世代はみんなが知ってる「料理の鉄人」に出演していた今は亡き周富徳さんと共に有名。

シニアのランチ、その1では新館をご紹介しました。今回ご紹介するのは馬車道の並びにある本館です。

入口には富輝さんの写真と大きな「周」の看板がありますのですぐに分かります。店内にも大きなポスターや多くの芸能人の写真が貼ってありますが、掃除が行き届いているのでゴチャゴチャ感がなく清潔感があります。
席を案内されると同時に出てくるポットのお茶もありがたいサービス。

麺類のメニュー表にはチャーシュー入り、タンメン、ワンタンメン、そしてつゆそばとして、肉入り、青菜入り、しいたけ入り、とり入り、かにたま入りと多くの麺類メニュー。

ここはシンプルにワンタンメン、950円で。

スープ本来の味が分かりワンタンの餡で満足感が得られるワンタンメン。
ラーメンジャンルでは外せません。

生香園のワンタンメン、大きなワンタンが5つも入っています。
お肉たっぷりのボリューミーな餡、しっかりしたお味のワンタンは、なかなかお目にかかれない代物。

にも関わらず繊細なラーメンスープの味を邪魔していないところがすごい。
少々濃い目のしっかりと出汁のきいたスープがワンタンの味に負けていないといってもいいのかも。メンマも程よい塩加減でいい仕事しています。
もちろん麺も言うことなし。

唐辛子がピリッと効いているところも他店と違うところ。
飽きのこない味という評価がピッタリくるのが、生香園のワンタンメン。
ごちそうさまでした。

↓↓所在地等お店の情報は過去記事から

三和樓

エビチャーハン 950円

関帝廟通りの上海路と市場通りの中間あたり白地に大きく三和樓の金文字。
楕円形の入口も特徴的、両サイドのウインドウも目を引きます。

中華街で昭和37年から営業する上海料理の老舗、もう60年近く営業されているんです。

薄味なのは素材への自信のあらわれ、上海料理らしい海の幸をふんだんに使った料理が自慢です。店内も落ち着いた明るい雰囲気で円卓の他、四人掛けテーブルもあります。

こちらは排骨(パイコー)チャーハンが有名なお店ですが、今日はお肉より海鮮、そうエビが食べたい気分なのでこちらをセレクト。
上海料理は上海ガニやナマコ、フカヒレと海鮮料理に人気があるので間違いないと。

炒飯は五目とエビの2種で950円、パイコーチャーハンは1,150円です。

運ばれてきたチャーハンにはピカピカの大ぶりのエビが4尾も。ご飯もパラパラとよく切られており一粒一粒が光っています。

グリンピースも懐かしくて、いい感じ。
子供の頃、デパートの大食堂で食べたチキンライスを思いだします。
昭和の風景ですね。

またピラフを連想させるマッシュルームもいいです。海老との相性が良いのはアヒージョなどでも実証されていますから。この段階で味にも大いに期待が持てそうな予感です。

やはり海老からいきますか!
大きなエビは食感が違います。
歯ごたえ十分、下処理がしっかりと施されているので臭みも無く海老本来の旨味が口の中に拡がります。

シンプルな塩と出汁の味付け、薄味ですが物足りなさはありません。
海鮮独特のこくもあり、マッシュルームとの組み合わせがピッタリで上品な味を演出。

不完全燃焼なしの満足度が高い海老チャーハン、リピートメニューです。

↓↓所在地等お店の情報は過去記事から

⇩おすすめランチまとめはこちら


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