障害のある子どもの認知と行動。

本日、障害のある子どもとアートを取り組みました。

本人が「オムライス」を描きたいと希望されたのでそれに従いました。
仕上がりは、良く出来ていると思います。
しかし、活動途中でさまざまな疑問を感じました。

今回は、その疑問について考察してみます。
⚪︎集中力について。
⚪︎観る力がどのくらいあるのか。
⚪︎どうして塗りに対しはみ出すのか。

そういった疑問から、次のような取り組みを試みてみましとた。
迷路からはみ出さず線を引く。

このような事案から次のようなことが考えられました。
障害児教育の視点から、迷路からはみ出さず線を引く作業は、集中力や手先の巧緻性など、様々な能力を養うことができます。
これは、子どもたちが課題に取り組む中で、自己制御や問題解決能力を発展させる機会を提供します。
さらに、個々の子どものニーズや能力に合わせて、適切な支援や指導を行うことで、彼らが自信を持ちながら成長するのを助けることができます。

では、集中力や手先の巧緻性を高めるための美術教育の役割りとは。

美術教育は、集中力や手先の巧緻性を高めるために重要な役割を果たします。
まず、美術活動には長時間の集中が必要であり、作品を制作する過程で注意を集中させることで集中力を養うことができます。
また、作品制作では、細かい手の動きや筆の運び方など、手先の巧緻性を向上させる機会が提供されます。

美術教育は創造的な表現の場でありながら、同時に集中力や手先の巧緻性を発展させる有効な手段として位置付けられました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?