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一緒に寝るのが好き

今日は祝日ということで、近所のスーパーへ行った以外はほぼ1日ゴロゴロしていました。子どもたちが成長して手がかからなくなったので、特に用事がない日はのんびりできます。

私は朝の7時くらいになると腹が減るので朝食をとりますが、そのまま起きている必要はないので寝室に戻ります。たいてい妻はまだ寝ていて、寝息を聞きながらボーッと過ごしていると、また眠ってしまいます。何をするわけでもありませんが、これも贅沢な休日の過ごし方だと思います。

ちなみに、夫婦だけの寝室が復活したのは3年ほど前だったような気がします。入籍してすぐ妊娠が判明し、長女が生まれてから10年近くにわたって子どもたちと同じ部屋で寝ていたのですが、姉妹だけで一晩過ごせるようになったので、結婚する時に買ったベッドをまた2人で使うようにしたのです。

これは私の心の健康にとって非常に良かったように思います。我々兄弟4人のうち3人が精神科の世話になっているので私の実家は心の病気についてよく理解しているのですが、妻の実家はそうではありません。「自分の両親には病気のことを言わないでほしい」と言われた時はものすごくショックで、これから何十年も寄り添っていけるのか、不安を感じたものです。

しかし、また一緒に寝るようになって、夫婦仲はずいぶん改善されました。妻が私を必要としていることが本能的に感じられたことで、自分の心のあり方について理解してもらえなくても「まあいいか」と思えるようになったのです。おそらく、妻にとっても「この男と結婚して良かった」と実感する時間ができたことがプラスに働いているのでしょう。

そういえば、私の両親は布団をぴったりとくっつけて寝ていました。あるとき布団を敷いてくれと頼まれて、2人の間を10cmほど空けて敷いたら、両親は布団を動かしてその空きを詰めたのです。寝相が悪いわけでもないのにと当時は思いましたが、今になってみれば両親の気持ちがわかる気がします。

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