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縦読みを作ろう

とある事情により、今日は半日くらい縦読みを考えていました。縦書きの文章に仕込むので厳密には横読みと言うべきのような気がしますが、「横読み」で検索しても事例は出てきません。そもそも縦書きの文章でこの技法を用いた例は静岡新聞と鉄腕DASHくらいしか知りませんから、チャレンジする人が少ないのかもしれませんが。

縦読みを作る場合は改行位置を調整するのが一般的ですが、今回は仕事で作成する真面目な文章(300字程度)なので、自然な内容にしなければなりません。そこで途中の改行は一切入れず、最後の1行以外はすべて一番下までテキストがあるようにしました。

しかし、この縛りがあると調整が大変です。1字ずれると連動して他の行もずれるので、ひとつひとつ直していく必要があります。そのためかなり苦戦しましたが、なんとか納得のいくものを作ることができました。

このアイデアが採用されるかどうかはまだわかりませんが、不採用だったとしても私にとっては貴重な経験になるでしょう。先日作成した迷路と同様に、「こいつ凄い」と思わせるためのツールとして使えそうだからです。

上記の記事にある迷路もそうですが、1字単位で文を調整するには語彙力が不可欠です。また、全体を違和感なくまとめるためには文章力が必要で、これらはライターとして自分を売り込んでいくうえで欠かせない武器になるはずだと思っています。

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