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16. 自分たちに合った販売方法の検討

今日のテーマは販売方法の検討。せとかわデニムプロジェクトに合った方法を模索しながら、どのような思いを込めて決定していったかについて、お話します。

「せとかわデニムプロジェクト」とは、瀬戸内かわいい部EVERY DENIM(現ITONAMI)のコラボではじまった商品開発プロジェクト。2019年春〜2020年春、1年間の活動を通じて「瀬戸内デニムピクニックシート」という商品を作り上げました。
「“かわいい“という観点からデニムを見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用して新しい商品を作る」という旗のもとメンバーを募集し、ゼロからはじまったこのプロジェクトがどのように歩みを進めてきたのか…?
このnoteではその1年間の軌跡を綴っています(目次はこちら)

16. 自分たちに合った販売方法の検討

商品の完成が概ね見えてきた頃、販売方法の検討を進めました。
プロジェクト開始前に考えていたのは、ネットショップ、マルシェ出店、雑貨屋さんなどでの委託販売の3つの方法です。

その後、「自分たちの言葉で伝えられる売り方の方がこのプロジェクトに合っている」との島田さんからのアドバイスと、商品そのものだけではなくプロジェクト自体の背景を伝えたいという思いから、直接気持ちをお届けできるネットショップとマルシェで販売することに決定しました。

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注)販売方法の検討


ネットショップは、検討の結果BASEを活用しました。選んだポイントとしては、操作性がシンプルで簡単だったこと、商品説明を入れられる欄が多く商品説明がしやすかったこと、BASE Mag.というメディアがあり「瀬戸内かわいい部」を知らないお客さんにも情報届けられること。特に、説明文をしっかり入れられるテンプレートは、サイトを見に来てくださった方にしっかり情報を伝えたかったせとかわプロジェクトにはとてもぴったりでした。

でも、ネットショップで丁寧に説明を尽くしても、やはり生地の感触までは分かりません。自分の手で触れて愛着を持ってほしいという想いから、マルシェはとても重視していました。

ピクニックシートとしては値段が高い自覚もあったため、お客様と直接お話できるマルシェを通じて、商品そのものやプロジェクトの魅力をしっかり伝えたいとも考えていました。

出店するマルシェについては、せとかわデニムプロジェクトと空気感や価値観が似ているところに絞って探しました。「かわいい」やこだわりをもったモノづくり、SDGs、そしてデニム関連。

ただ単に「物を売る」というより、このプロジェクトのファンになってほしい。

購入してくれたあとも繋がって豊かな関係を築くためにはどうしたらいいかと、と瀬戸内かわいい部らしいディスプレイ演出や、マルシェだけの特典を検討しました。

今日のまとめ
・直接お客さんと向き合って自分たちの言葉で伝えられる売り方・売り場を検討し、ネットショップとマルシェでの販売を決定した
・ただ単に「物を売る」というより、このプロジェクトの「ファンになってほしい」「豊かな関係を築きたい」と考えた


次のnoteから第6章「ついに発売」に進みます!
次回は、商品の写真撮影とイメージ画像作成におけるこだわりについて、お話します。

こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします!
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります!

プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
◆せとかわデニムプロジェクト公式サイト
◆せとかわデニムプロジェクト活動日誌(note)
◆瀬戸内かわいい部 SNS
 LINE@(毎月25日夜9時ごろ配信)
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