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マネジメントは「相手への愛」があるか

春ですね、いかがお過ごしでしょうか。

3月も終わり、うちの会社では新しい年度が始まります。

ありがたいことに管理職への昇進も決まりましたが、会社を辞めるべく動いてきた自分にとっては、なかなか複雑な気分ではあります。

最近は日常に余裕をもつことを心がけてはいるものの、仕事のプレッシャーと忙しさの中で、副業するにも体力がついていかず、モノゴトが先に進まない葛藤がありました。

そんなときに東京出張をして、疲れが爆発したのか発熱し、実家で寝込みました(笑)

でもこれがよかった。

実家の布団はとても落ち着く。

ぐっすりと眠れて、熱が下がったら体がとても軽い!

カラダさんはうまくできていて、一旦リセットをかけてくれたんだと思います。

ありがとう!!

話はそれましたが、、マネジメントはずっと私の課題です。

私は「他人は他人、自分は自分」と割り切れる性格で、他人のやることや主張にあまり干渉しないタイプです。

いかに自分から見てヘンな主張をしていても、「ふーん、そういう考え方もあるのか」と受け入れることができます。

部下のいうことも否定せずに聴きます。

逆に、他人に対して「こうあるべき!こうしなさい!」と言うのが苦手なので、部下の指導には悩みます。

放任主義と捉えられることもありました。

自分の仕事はしっかりと全うしますが、他人の仕事にはあまり関心がなく、人をみる仕事って私にとってはだいぶストレスでした。

プレーヤーが好きで、マネジメントはちょっと苦手。。

人の成長はゆっくりと長期で考えないといけないので、辛抱が必要な仕事です。

「自分でやった方が早いのに・・」
「人に振り回されるのは疲れる・・」

うーん。。目先で考えてはいけない。。

とはいえ仕事なので努力してやっているつもりですが、とにきは部下からキレられたり辞めてしまったり、本当に予想がつかないことが多かった。

そんなときに一冊の本を読みました。

活の入れ方という元ソフトバンクの監督だった工藤さんと元大関・千代大海の九重さん、心身統一合気道の藤平会長の本なのですが、大変参考になりました。

厳しい指導で有名な相撲界と野球界のレジェンドが、いまの時代にあった指導方法を模索されているということが、とても面白かったです。

読んで感じたことは、相手が主体的に考えて勝手に成長していく「土壌」を作るのが、上司の仕事なのだということ。

そうなれば部下も仕事を楽しいと思えることができそうだし、私も楽になる(笑)

それには「相手を成長させようという愛」が必要なのだと。

ときには厳しさも必要。

ハラスメントと厳しさの境界とは?

厳しさは悪か?という判断は「主体性が自分なのか、相手なのか」によって変わるとのことです。

「相手をコントロールしよう」と思うのは、主体が自分にあり、パワハラと受け止められる可能性がある。
「相手を成長させようという愛」があれば、主体は相手になり、愛のある厳しさになる。

まさに合氣道の考えでした。

実践できるかなぁ〜(笑)

育成に悩まれているマネージャーにはオススメの一冊です!

「喝(大声で脅す)」ではなく「活(人を活かす、元気づける)」というのが合氣道っぽくていいですね。

でも最近は、

「雪駄さんのおかげで働きやすくなりました!」

とか

「なんでも言いやすい環境をつくってくれて、ありがとうございます!」

と言われたりすることもあったので、やりがいを感じることもあります。

人の話を否定せず聴いたことで、心理的安全性をつくれたのかも?

みんなが主体的に業務改善に動いてくれています。

ま、いろいろなタイプの管理職がいていいのではないでしょうか。

もう少し愛をもって接しようと思いました。

みなさまも悩まれていた経験がおありでしたら教えてくださいね😀

では!

自然農の畑のネギボウズさん。春を感じます。

#活の入れ方


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