見出し画像

低血糖と私 No.2

昨日は低血糖症状の、かなり危なげな様子を報告してしまった。
糖尿病になりたての人たちには怖い思いをさせてしまったかもしれない、
と反省している。
低血糖症状は血糖値70~60ぐらいで発汗、動悸、顔面蒼白、手足のふるえが出るといわれている。私の場合は、そのくらいの数値ではまだそういった症状はなく、気がつかないことが多い。
血糖値50から40になると、頭痛、空腹感、目のかすみ、生あくびや眠気が出るという。血糖値40以下では倒れてしまう。
私が毎月報告する自己測定では、40台から60台という数値もよくある。
倒れずに測定できているので、数値を見てあわてて食べ物を口にするのだけれど、それらの結果をみた医師のほうが、あわや倒れる寸前だと心配する。

私が発汗や手足のふるえを感じたときには、
おそらく血糖値はかなり低くなっていると思われる。
病院で採血したときに、低血糖(血糖値58)だと呼び出され、
「何か口にするもの持ってますか」と聞かれた。
待合室の自販機で買ったりんごジュース280ccは、全量飲んで106kcal。
それを半分飲むと、30分後には128まで上昇する。
血糖値はあっというまに上がる。
ひどい低血糖だとあわてていろいろなものを口にしてしまうが、
それではバクあがりしてしまうのだ。
だから、低血糖症に陥る前に、自分のからだの不調に気づき、
少量の糖分補給をする必要がある。

いつもは食べないアップルパイを、
低血糖のときに喜んで食べたと管理栄養士に報告して
「それはダメです!」と注意を受けた(笑)。
そりゃそーだ。アップルパイを食べたいときには、
それにあったインスリンを打ったほうがいいからである。

こうして何度も間違いをおかしながら、
私は糖尿病生活をより良くしていくのだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?