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プロテインについて、どうしても知っておいてほしい事

lady's&gentleman、andおとっつぁんおっかさん。
皆様おはようございます。
おこんにちは、おこんばんは。

昨今、プロテインっていろいろ溢れていますよね、
ホエイ、カゼイン、ソイ、エンドウ豆、ライス、乳等々
『身体づくりにはどれがいい』とか、
『美容ならこれ!』とか、
様々ありすぎて本当に困ります。
幸いにして、私はメーカーを厳選しているので、
いたって健康に過ごしていますが、
実はプロテインを摂ることで不健康になってしまうことがあります。
そんな中で以前、プロテインについて紹介させていただきましたが、
今回はプロテインを選ぶ基準についてお話していきます。
はいレッツゴ!


原材料

①ホエイ

『プロテインと言えばこれ!』と言われるくらいの、
動物性たんぱく質の代表です。
チーズを作る際に固形物と分離された副産物として大量に作られるもので、
高蛋白・低脂肪で乳成分由来カルシウムなどの無機栄養分やビタミンB群をはじめ各ビタミン類など栄養価が高い点、消化が速くタンパク質合成・インスリン分泌を促進する効果が確認されています。
吸収速度が遅く、長時間体内にアミノ酸を供給することができます。

②カゼイン

牛乳に含まれる乳タンパク質の約80%を占めます。
一般に乳固形分と呼ばれる成分の主要成分の一つです。
カゼインはそれ自体が栄養価が高いタンパク質であるため、栄養補給を目的に栄養補助剤として使われています。
またカゼインはカルシウムと結びつきやすく、ヒトがカルシウムを吸収するのを助ける性質があるため、カルシウム補給を目的とした栄養補助剤に添加されるようです。
吸収速度が遅く、長時間体内にアミノ酸を供給することができます。

③ヨーグルト

こちらはヨーグルトを作ってから、ホエイを抽出する方法です。
抽出したホエイを濃縮する方法をとられていますが、アレルギー反応は出にくいとされています。
基本的にはホエイと同じですが、味が独特(だってヨーグルトだもの)なので、ヨーグルトに抵抗ない方にはお勧めです。
このへんはコンビニでよく見かけますね。

④エッグ

エッグプロテインは、卵白から作られるプロテインです。
卵白はタンパク質含量が高く、必須アミノ酸をバランス良く含んでいるため、プロテインパウダーとして最適な原料です。
『唯一の天然の完全食』ともいわれる卵ですから、卵を食べる文化のある地域にはプロテインとして多いですが、
日本では過去のトラウマがあるようで…、おっと誰か来たようだ。

⑤ソイ

ソイプロテインは、大豆から作られる植物性プロテインです。
近年、健康志向の高まりとともに注目度が高まっています。
ただ、
『ダイエットにはソイプロテイン』
とか、
『大豆には毒があるから、ソイプロテインは危険』
とか、
『大豆プロテインにはプリン体が多い』
といった、安直な情報が氾濫していますので、
ちゃんと情報を読み解く読解力を身に付けましょう。

⑥エンドウ豆

別名『ピープロテイン』と言われます。
ピープロテインは、エンドウ豆から作られる植物性プロテインです。
近年、サステナビリティや健康志向の高まりとともに注目度が高まっています。
大豆アレルギーを持つ菜食傾向の方々に愛されていますが、
『大豆に代わる健康食』
といった安易な言葉に騙されないように。
その理由?
飲めばわかります。

⑦ライス

ライスプロテインは、米から作られる植物性プロテインです。
近年、健康志向の高まりとともに注目度が高まっています。
豆全般、乳製品に抵抗のある方にはお勧めです。
こちらも安直な宣伝文句が並ぶ製品です。
なんたって『米』ですから。

⑧ヘンプ

ヘンププロテインは、麻の実から作られる植物性プロテインです。
CBDオイルが流行する前から存在している、
菜食傾向の方々向けのプロテインです。
よくある高揚感をもたらす原材料と勘違いする方が非常に多く、
ちゃんとした知識を持つ方がいまだに少ないのに小売店で販売され、
憂き目を見ている『麻の実』ですが、
七味唐辛子に入っているくらい、日本人にはなじみある製品のはずです。

ちょっと珍しい原材料

①ビーフ

ビーフプロテインは、牛肉から作られる動物性プロテインです。
これ、実際にアメリカで流通しています。
牛肉を加工して粉末にして、水に溶かして飲むプロテインです。

過去に某プロレスラーが輸入して試したころ、青色の着色料が使われており、
身体から出てきたものが真っ青になっていたとかいないとか。

②かぼちゃの種

こちらも海外では当たり前に利用されている、
菜食傾向の方々にあいようされているようです。
日本のかぼちゃと海外のかぼちゃでは品種が違いますから、
利用されているみたいです。

精製方法

では、今度は精製方法について見て行きましょう。
原材料も大切ですが、実は精製方法にも注目したほうがいいです。
まずはホエイの精製方法からご紹介します。

①WPI

ホエイプロテインの中でもタンパク質含有量が最も高い種類です。
ホエイから脂肪や糖質、乳糖を取り除き、タンパク質を精製して作られます。
・フィルターろ過方法は文字通りフィルターでろ過して、ホエイを精製する方法です。
・IE法は、タンパク質濃縮液をイオン交換クロマトグラフィー装置に通し、タンパク質の種類ごとに分離することで、ホエイの純度を高める方法です。

②WPC

WPCはWPIよりも安価で流通しています。
これは、フィルターろ過したホエイから脂肪や糖質、乳糖を取り除き、タンパク質を濃縮して作られているからです。
ですので、
『プロテイン飲むとお腹がゴロゴロする』
という方がWPCを飲むと、お腹が緩くなることがあります。
最近は色々と進化しているようで、ゴロゴロしないWPCもありますので、
気になる方はお探しください。
過去に紹介していますので。

③WPH

あまり聞きなれない名称ですが、実は日本でも流通している方法です。
簡単に言うと、タンパク質を1段階分解した『ペプチド』が主原料の製品です。
WPHは、ホエイプロテインの中でもタンパク質の消化吸収率が最も高い種類です。
酵素処理によってタンパク質を短鎖アミノ酸に分解しているので、胃腸への負担が少なく、素早く体内に吸収されます。

WPHは、ホエイプロテインの中でも比較的高価な種類です。
しかし、消化吸収率が非常に高く、腹痛や下痢を起こしにくいという特徴があります。
そのため、胃腸が弱い方や、効率良くタンパク質を摂取したい方におすすめです。

植物系タンパク質の精製方法

豆、種などの精製方法についてですが、大きく分けて以下の4つのステップがあります。

  1. 脱脂:実から油脂を抽出します。

  2. 粉砕:脱脂した実を粉砕します。

  3. 抽出:水やアルカリ溶液を使って、タンパク質を抽出します。

  4. 乾燥:抽出したタンパク質を乾燥させて、粉末にします。

非常にざっくりとした内容ですが、植物由来の毒性などはこれらの工程を経て除去されています。
過剰摂取による毒性なども無くなるのですが、どうしても気になる方は、
国民生活センターへご相談するのもいいかと思います。

まとめ

意外にボリュームが多い話ですが、
『たかがプロテイン、されどプロテイン』
ということです。
『口にするものなんて、いちいち考えてないでしょ!』
という方が薦める話ではなく、
『あなたの身体は食べ物で出来ている』
というところから考えることをお勧めします。
特に、アレルギーや体調に違和感を感じる方は、
しっかり考えながら使用することをお勧めします。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
また次回、お逢いしましょう。
See you next.

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