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読書感想文 #67 デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

3月もまもなく終わりますね。今日は桜の名所に行きましたが、まだ全然咲いていませんでした。

今日はこちらの感想になります。今日たまたま伊丹空港の本屋で買いました。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか
針貝有佳 著

概要

幸福度調査でトップ3常連国である「北欧の幸せな国」デンマークは、2022年・2023年と2年連続で「国際競争力1位」に選ばれた。
千葉県よりも人口の少ない北欧の国が、なぜ世界と肩を並べるビジネス国に成長できたのか。
デンマーク在住の著者がビジネスパーソンを取材してわかったのが、その生産性の高さ。
DXを活用し、圧倒的スピードでプロジェクトをこなす一方で、午後4時に退社して家族との時間を過ごす。
高い生産性とワークライフバランスを実現させる要因は、「ムリしない、させない」時間の使い方と職場の人間関係にあった。
デンマーク人は職場や家庭で生じる人間関係のイライラ・モヤモヤを自然なかたちで排除している。

本書は、国際競争力が2年連続1位でありながら、仕事への満足度も幸福度も高いデンマーク人の働き方・コミュニケーション方法・仕事やキャリアに対する考え方を明らかにし、
日本人も使える楽しい「働き方」を提案する。
現地のビジネスパーソンへの取材から働き方78のポイントを抽出、巻末には「デンマーク人から学ぶ『働き方のコツ』」リスト収録。

目次
第1章 なぜ今、北欧のデンマークが世界から注目されるのか?27
第2章 真の「タイパ」 ― 人生を存分に楽しむ「限りある時間」の創り方63
第3章 生産性を生む「人間関係」 ― 信頼ベースで任せる、任される133
第4章 国際競争力を育む社会の「仕組み」 ― 転職前提のキャリア形成225

感想

定時上がりが良いとか近年よく耳にしますが、どうしてそれにもかかわらず成果を出せるのか、日本には馴染の薄い北欧のデンマークという国には訪れた人も少なく、関心ももちづらいのですが、日本よりはるかに生産性がよくて、収入も良い国というのであれば、どんなものかと読んでみると、なるほどと思える内容でした。単なる時間短縮やバカンスのような長期休暇という形が大事なのではなく、その根底の考え方がしっかりしている必要があるのだなと思います。つまり考え方を真似するのはいいかと思います。マイクロマネジメントとマクロマネジメントという言葉がでてきますが、前者は東洋っぽく、日本だとトヨタ的な感じがしますが、後者のほうが精神的に健全で、効果もでるのであれば、後者を実行するべきでしょう。いろいろヒントもあるし、デンマークという国についても関心を持つべきだと思います。以前は出生率も日本より低かったのが、今では逆転し、ある程度の水準をキープできているのも良い方向に向かっているのだろうと思います。偏見を持たずに、成果を出している国から学ぶことは大事でしょう。



それではまた。



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