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アヒルの腸や豚の脳みそ!?本場の重慶火鍋は奥深い

こんにちは、小羊です。

今日は、日本でも最近話題の「重慶火鍋」について、本場の重慶市で体験した様子をご紹介しますよ〜🌶🌶🌶

重慶市は中国西南部の都市。
霧の都と呼ばれるほど湿気の多い地方のため、発汗を促す唐辛子料理が豊富です✨


まず鍋と火鍋スープの素はこの通り。

唐辛子、とにかく大量です(笑)

鍋の素から溢れる煙を吸い込んだだけでゲホゲホしてしまうほど。しかし、香りを嗅ぐとわかるのですが、花椒の芳しい香りが漂っていて、ただ辛いだけでないことがうかがえます😋

もう一つ、鍋の特徴として、九宮格という、仕切り板で鍋が9つのスペースに分かれた鍋を使用しています。


日本の火鍋店でもよく見られる鍋は、鍋の中央で2つに区切られた鍋で、二種類のスープ(一般には辛いスープと辛くないスープ)を入れてますが、重慶火鍋といえば基本は九宮格で、且つ、すべて単一の辛いスープです。

9つに区切る理由は諸説あるようですが、やはり鍋の真ん中のスペースが火力が強く、外側のスペースが弱めになるため、強火でさっと火を通したい材料と、弱火でじっくりと火を通したい材料とを使い分けられるようにするため、との説が有力なようです。

重慶火鍋はタレにも特徴があります。ごま油につけて食べるのです🥰

火鍋のタレといえば、黒酢、胡麻ペースト、生抽などなど多種多様な選択肢があり、火鍋屋さんで自分の好みにあわせてタレを作るのはとても楽しいですよね。

でも、重慶火鍋を食べるときはぜひごま油で食べてみてください。オススメはタレ用のお椀にたっぷりのニンニク、ネギ、パクチーを乗せたうえで、ごま油と少しの塩を混ぜる作り方です。

白いものが刻んだニンニク
これでもか!ってくらいたっぷりいれることが大事


続いて、重慶火鍋にオススメの材料をご紹介。


材料は自分で選べるので好みで調節してもらえればと思いますが、ここでは重慶又は中国でないとあまり食べられない材料をご紹介します。見つけたらぜひ試してくださいね。

まず第1に、鸭肠(アヒルの腸)

コリコリとした食感が特徴です。あまり長く火を通しすぎるとちりちりに縮んでしまいコリコリ感もなくなり美味しくないので、箸でつまんで数回、スープの中でしゃぶしゃぶして食べるのがオススメです。

第2に、毛肚(ハチノス)

牛肉の第二胃の部分で、蜂の巣のような形をしており見た目は少しグロテスクかも。でも弾力のある食感がとてもクセになる一品で、火鍋の材料としては大人気です。
脂が少なくコラーゲンたっぷりなようなので、女性には特にオススメ🥰

第3に、猪脑(豚の脳みそ)

ひええええ…と思ったそこのあなた!とても美味しいのですよ😋

とても柔らかくクリーミーで白子のような感じです。こちらも長く火を通しすぎてしまうと小さくなり且つ固まってしまうので要注意です。柔らかクリーミーな脳みそと麻辣味火×ごま油タレのハーモニーを目一杯楽しんでください!


鍋の形から、スープ、タレ、食材とあらゆるものが一般にイメージする火鍋とは異なっていたのではないでしょうか。このような違いがあるだなんて、重慶火鍋、もとい中国の火鍋文化はとても奥深いですね✨
小羊はまだ見ぬ中国の食文化をさらに探求してみたくなりました😋

では、今日はこの辺りで再见🥰


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