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2020年ベスト女の子ランキング

<男の子 女の子 男の子 女の子 会いたいと思う理由があるから/僕は誰の言うことも聞かず外に出る>と突然少年は歌っていました。男だろうが女だろうが、好きな人には会いたいと思うことが多かった2020年。今年も様々に推せる人物に出会ったので記録しておきたい。今年はベスト男の子も作ろうと思ったけど、どう頭をひねっても自分自身が1番好きなので作れなかったよ!

10位 和泉愛

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水曜日のダウンタウン「『霊感が強い』と自称する女タレント ヤリにいってる説」に登場した即席霊感タレント兼女優。ヤリを持ち掛けられた際に放った「演技合戦やな」の心の決まりっぷり、抜群のクオリティで仕上げた憑依、ドッキリの最後に呟いた「終わった、、、」のトーンまでの終始突き抜けまくっていた。インスタとかを見る限り、決して心霊キャラで売れたいわけじゃないはずだが、世に出ていきたいという闘志にとても勇気づけられた。

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9位 エル・ファニング

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彼女の話をするうえで重要なのは吉澤嘉代子に似ているという点と、映画「パーティーで女の子に話しかけるには」だろう。数年前に話題になった映画だけど、今年観たのでね。凄くないですかザンのキャラ造型。無茶苦茶なんだけどそれをすこぶるキュートに見せつけれる振る舞い、所作、叫び。どうしたって映画の印象に引っ張られるんだけども終盤の展開含めて、とてつもなく永遠性があり”遠くのあの娘”というような尊さがあるように思った。

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8位 中尾有伽

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ミスiD 2016で大森靖子賞だったモデル/女優。映画「暁闇」で初遭遇だったのだけど、深淵を絵に描いたような役を見事に体現してて唸った。瞳の鋭さ、冷たさが素晴らしい。で、その後ドラマ「そしてユリコは一人になった」でも出てたのだけど、ドラマ自体もぶっ飛び感とは良い意味で距離を置く、浮世離れした奇キャラを演じていてそれもよく合ってた。自分の下へと役を引き寄せ、染まることができる1番好きなアプローチをしてる女優。

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7位 中田青渚

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これはもう「君が世界のはじまり」の一点のみでのランクイン。なので言うなれば"琴子"が5位。凄まじくエネルギッシュで、こんな奴おらんやろというような、パワフルなヒロイン像を飛び跳ねるように演じきっていて眩しかった。自分の事なんて一切眼中に入れず生きている存在、というのは推しやすいし、推し甲斐がある。そんなキャラを見た後、Base Ball Bear「Flame」のMVに出ていたことを知り、再確認してその表現力の幅にまたも感服した。

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6位 yuu(lyrical school)

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lyrical schoolの青担当。リリスクとかブクガとかもそうだけど曲から入ると誰を推していくのか、という命題にぶちあたる(オサカナは決まらぬまま解散してしまった)のだが、じわじわとyuuの歌声がすっと耳に入ってくるようになって。そんな折で突然のグラビア解禁。これは完全に見てはいけないものを見ている、という気持ちが更に推し心を加速させた。この二律背反よ。つくづく感情とは分からないな。でも水着はほんと、これっきりで大丈夫よ。

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5位 三浦透子

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今年のユマニテ枠。元から大好きだったけど、今年は印象的な役を定期的に見て遂に完落ち。「架空OL日記」のかおりんは出てくるだけで面白かったのに、「素敵なダイナマイトスキャンダル」の彼女はあまりにも刺激的。かと思えば「おらおらでひとりいぐも」で溌剌とした東北弁を放ち、「21世紀の女の子」では野性味すら感じさせた。そして歌声はどこまでも透き通る。音楽、映像、あらゆる媒体をしなやかに渡り泳ぐ飄々とした自由さが良い。

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4位 山崎(ねこ屋敷)

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よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。NHK新人お笑い大賞の本戦に出場してましたが、まずこの雰囲気なのでどんな尖った感じのお笑いをやってるんだろうと思ったらまさかのあるある歌ネタで、かつ笑わせどころが白目と動きだったことに大爆笑してしまって、すっかり気になる芸人になってしまった。令和ロマンの同期という点だけでも彼らからのフックアップを望めるんで、今から古参ファンを気取れるようにしておこうと思います。

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3位 キム・テリ

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個人的に韓国映画元年となった今年、公開当時から話題沸騰だった「お嬢さん」を見てそこで目が離せなくなった存在。おぼこい顔とミスマッチな程にミステリアスで妖艶(最初はそうは見せない)な演技が抜群だった。たどたどしい日本語の発し方も存在感を際立たせていた気が。藤原さくらとかそのライン特有の良いギャップがある。韓国では広告には沢山出ているようだけど作品数はそこまで多くない中、SF映画がなぜか2作決まっていてそれも楽しみ。

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2位 中村守里

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2020年の夏を象徴する傑作「アルプススタンドのはしの方」、その中でもひときわ輝いて見えた。成績を上げることだけが生きる術だと信じ込み、アイデンティティが揺さぶられる様を俯き加減な表情とちょこんとした姿勢で陰の部分までやりきった。"クラスの隅で1人読書してる姿が一部の男子から爆発的に人気の女子"的な、鉄板の造形を体現していると思う。ラストアイドルだなんて知らなかった。今後は女優専業になるとのことで、応援しかない。

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1位 森七菜

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「ラストレター」以降、大躍進でした。上京してすぐにコロナ禍に突入してきっと不安に苛まれた夜もあったはずです。どんどん関わる大人も増えていって、戸惑うこともあったはずです。だけども、表に出てくる時はいつでもスマイルでいてくれたし、CMで「ドジ~!」って言葉を放ち2020年のコンテンツとして成立させてて感動しかなかったです。呼吸するように役に生き、人物の命を躍動させるその姿。健康なままでバカ売れしますように。

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