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最後のフロスト警部

自分の書いた文章が、誰かの読む最後の文章になるかもしれない

そう思って書くといいと教えてくれたのは若松英輔氏です。

それ以来、それを素直に守っていて、着地点のないエッセイを書くときも、冗談を書いていてもどこか頭の片隅にあります。

そして、それは

いま書いている文書が、自分が書く最後の文章になるかもしれない

ということでもあるんですよね。

そんなことを思ったのは
『フロスト始末』を読み始めたからです。
R・D・ウィングフィールドの最後の小説。
愛すべきフロスト警部の新刊はもう出ないんだよなぁ…と、寂しくなります。
読むのが早いわたしが、こればかりはチマチマ読んでます。

これって文章だけじゃなくて、他のことにも言えますよね。
自分の作ったものが、誰かが最後に愛でるものになったり、食べるものになったりするかもしれない。
そう思うと、やはり真摯な姿勢でいたいと思うんです。

でも、真面目すぎるのはつまらないから、

面白く、楽しく、美しく、真摯に。 

最後まで読んでくれてありがとう!
では、また!

(短めなのは「フロスト始末」の続きを読みたいから…♡)

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