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Leica M5 + Kodak TriX400


令和にもなってフィルムカメラでかつ白黒しか撮れないフィルムで写真を撮ってます。

Leica M5 + Kodak Tri-X 400



モノクロフィルムの面白いところは、撮影時からモノクロでしか撮れないというカラー撮影よりも少し引き締まった気持ちで写真を撮れる事だ。

デジカメのようにカラーで撮影して後からモノクロに変換する事は出来ないため、デジカメで撮影したり、カラーフィルムで撮影するときよりも少しシャッターを切るのに緊張感が有る。

(そう言いつつイマイチな写真を量産しているのは情けない…)

また、目の前の景色の色彩が綺麗とか色の組み合わせが面白い等の理由でシャッターを切れなくなる事が中々難しいのだが、制限されている分撮影するというプロセス自体は楽しめるということがモノクロフィルム撮影での醍醐味かなと思う。



以下はLeica M5とモノクロフィルムであるKodak Tri-X400で撮影した写真。

ファーストロールで下部が感光した
意図せず多重露光されてた写真


脱線するが、デジタルカメラでもモノクロ撮影することは結構好きで、特に最近では別で所持しているLeica M10-Pを使用してのモノクロ撮影が気に入っている。


M10-Pのjpg撮影ではモノクロのプロファイルが存在するが、RAWデータではLeicaのモノクロのプロファイルが存在していないため、RAWデータ(カラー)で撮影して後からモノクロに編集するか、jpgでモノクロ撮影するか2択となる。後者はjpgデータであり撮影後カラー化出来ないため、ある意味不可逆なデータとしてモノクロフィルムと同じ心持ちで撮影できるのが面白い。

M10-Pのモノクロのトーンは結構好きで、このシーンはモノクロが合うかなと思った際は撮影時からモノクロjpg設定で撮る事も多い。

モノクロ写真に関してあくまで自分個人の考えなのだが、カラー写真と比較して色が無い分写真を見る他者(観衆)には感銘を与えることが難しい印象だが、自分で写真を見返す分にはあの時あの場所で撮影したなと記憶に強く残っているケースが多いように感じる。

そういった撮影プロセス自体を楽しめるモノクロフィルムを今後も使っていければと思う。




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