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料理を、読み解く

 今までは、週末好きな料理を食べるためにレシピを見て、買い物に行って料理して。だったのが、産育休に入ってからは、冷蔵庫を見てある食材で作れるレシピを考えて、足りない物を買いに行って料理して、というある食材で食べたいものを作り出すパズルに変わっていった感覚でした。段々掴んできたパズルを解く感覚の備忘録として。

料理の因数分解

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 すごく簡単に言うと、どの食材に、どんな味付けをして、どう調理するかを考えて料理が出来上がる。おにぎりは、ごはんに、塩味を付けて、握るだけのシンプルな構造。オムライスは、ごはんと野菜やお肉に、トマト味を付け、卵でくるむというちょっと複雑な構造。

 この構造を頭の中で描けると、今日は忙しいからシンプルに、今日はちょっと余裕があるから複雑なものに挑戦。と、自分で料理を調整することができてきた。

それぞれのパーツ

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 具体的なパーツを示していくと、「何通りあるんだ!」と思考停止に陥りそうになりますね。パズルを解いていくのと同時に、自分で好きなパーツを組み合わせてパズルを作り上げられるのも料理だから、自分で自由に組み合わせられるようになると、ぐーんと料理が楽しくなると感じています。

味付けの特徴

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 独断と偏見でそれぞれの料理の特徴的な調味料をまとめてみた。その道のプロから見たら許せない感じのズボラさだけど、普段の台所が主戦場の私にとっては十分な感じ。まずは特徴的な調味料を知る→さらにその中での組み合わせの方法(例えば、基本の和だれは、だし+醤油+酒+みりん)を何パターンか知っておくと、ぐっと普段の味付けが楽になる。
※とことんズボラな私は、その基本の組み合わせを合わせ調味料にして、味付けを時短してます。 

合わせ調味料レシピ
時短の作り置き

調理の選び方

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 調理方法の選び方は「ヘルシーかどうか(=油を使うか)」「簡単か」「汚れないか」などなど色々あると思います。また、その国によって主となる調理方法があったり(例えば、中国なら基本炒め料理。)今では時短家電も沢山あるので、個人的には初めは色々確かめてみて、どんな時にどんな調理方法が自分にしっくりくるかが掴めると良いと思っています。

レシピ一覧

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 一例ではありますが、味付け分類×調理方法のレシピ一覧を。何を作ろう?と悩む初めのうちは、一覧を見ながら週の献立イメージを立てても◯
私の場合、段々とこのマップが頭の中に出来上がってきて、冷蔵庫の在庫とこのマップを照らし合わせて、日々のやりくりが出来るようになっていきました。

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 あと1品・・・の時に大活躍なのが卵。そして、安売りの10個入りパックを買ったけど、こんなに使えない!と悩むのも卵。卵は、メインで使う場合とサブで使う場合に分けると、ぐっとレパートリーが広がります。

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 健康診断前に体重落としたいんだよね・・・。のオーダーに素早く、それっぽく応えられるのが豆腐。こちらもメインとサブで使うと◯

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 一汁三菜を目指したいけど、ちょっとさぼりたい・・・。という時に我が家では、ご飯をアレンジして三菜分を兼ねてもらっています。主食の中でもここまで変幻自在な存在はないので、あっぱれお米!

まとめ(すごい雑な私のアレンジイメージ)

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 あの手この手を使っても、レパートリーも冷蔵庫の中身もすっからかんになってくる週末。朦朧とする頭の中でいつも考えるのは↑です。すごい雑だけど、自分の中のお助け方程式をつくっておくと、ピンチのときに助かります。

 今は、便利な時短家電が沢山ある世の中だけど、「レシピ通りの分量じゃないとつくれない」「ちょっとアレンジしたいときにどうしたら良いか分からない」というデメリットと、個人的には道具に使われてる、ちょっとした寂しさも感じたので、自分なりに解法を持ってみたら、随分自由になりました。


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