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アートと子ども

note90日目。
今日のお題は「アートと子ども」。

子どもとアートにした方がよかったのでは?と思ったりもするけれど、思いついた時はアートが先に出てきたのだから、そのままアートと子どもで書いてみよう。


アートと子ども


アートと聞くと絵画などの美術を想像しがちだが、私が住むニュージーランドでは、パフォーミングアーツを重視している学校が多くある。

パフォーミングアーツ(performing arts)とは文字通り、演じる芸術のことで、楽器演奏、歌、ミュージカル、ダンスなど身体を使って演じるもののことを指す。家族の赴任先がニュージーランドに決まり、学校を調べていたときにperforming artsと書いてあるページ(学校のHPに)が多いことに気が付いた。

私は、昔から子どもたちが言葉以外の方法で自分の考えや気持ちを表現するものがある方がよいと思っていたので、楽器なり、ダンスなり、作詞作曲や絵画なり、自分が好きと思える表現手段を身に着けて欲しいと思っていた。
私自身がそういったものがないからかもしれない。
思春期など言葉で伝えたくない時、伝えるのが難しいときに何か別の方法で表現・表出できたらずっとラクになるだろうと考えていた。

ニュージーランドの学校ではパフォーミングアーツに力を入れているところが多い。この地での子育てを考える上で、パフォーミングアーツを取り入れる方がよいように感じた。
そんなことから、上の子はドラムとタップダンス(ドラムは日本から継続)、下の子はウクレレとバレエを習い始めた。

私が子どものときは、美術や音楽をならうのは教養のためという考えが親に強くあったようで、美術館にいっては絵画の説明をされ、音楽会に行っては作曲者や楽器の説明をされた記憶がある。
私はそれをつまらないと感じていた。
親の立場になり、知識(教養)を持っておくのは大事だと思う反面、それよりも子どもたちが自分を表現する手段としての方が重要ではないかと思うようになった。

今はパフォーミングアーツに触れる機会を多く持つようにしているが、これに限らず、様々なアートから子どもが吸収できるものがたくさんあると感じている。そしてそれは心の栄養にもなると私は思っている。

だから子どもたちが生のアートに触れる機会を出来いるだけ多く作りたいと思っている。実際に自分で感じるのが大事だと思うから。


76日目から90日目までのお題(予定)

76日目:会社とシャンパン
77日目:着物と雨
78日目:家庭教師とケーキ
79日目:インターネットと雲
80日目:空と靴
81日目:ストレスと氷
82日目:ブラインドと折り紙
83日目:自転車とスムージー
84日目:旅と夢
85日目:食事と心
86日目:愛と地
87日目:石けんと願い
88日目:メガネと歯磨き粉
89日目:星空と海
90日目:アートと子ども ←今日ココ


しばゆみのつぶやき(無料)


今日で連続note90日となった。
書くことに苦手意識があり、前にブログ100日をやったときは嫌々、苦しみながらやったのに、今回は楽しみながら書けている。

そして90日目にして(正確には昨日だから89日目)、私はエッセイのような文章だったら書き続けられるのではないか?と思えるようになった。

とある出版社のサイトに、エッセイの書き方が載っていて、それを読んだら今、私がやっているような言葉を連想ゲームのように挙げ、組み合わせて書くとあった。この私が、それを自分で出来ていたのがとても嬉しかった。

どこまで続くかわからないけれど、エッセイ風のブログを書こうかなと思うようになるまでに89日もかかったわけだから、先は長そうだ。

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