ミニ・シアター気分を味わいながら
少し前の話になるが、私の部屋にホームシアターを作ってみた。
とは言っても、一からガッツリ作ったわけではない。
昨年の夏、「コーラの缶サイズ並みに小型で軽量」というAmazonの触れ込みに誘われ、プロジェクターを購入したのがきっかけだった。
その後、DVDプレーヤーも購入し、さらに、それら出力機器を置く台をも作成したのである。
台と言っても、これまた大それたものではない。
普通にホームセンターで売っている板材を切り出し、それを金具で固定しただけであると言ってしまえばそれまでである。
たったそれだけの簡素な置き台であるが、木材の色合いも部屋のカラーにマッチしてなかなかの貫禄である。
まるで従前からそこに存在しているかのような出来になった(自画自賛)。
それはさておき。
実は、かねてより部屋の雰囲気を一新すべく、鋭意部屋を大改造中なのである。
そういうわけで、この台もその一環で作ったもの。
ちなみに、台の制作にかかった期間はだいたい二ヶ月。
金具が届いた時期もさることながら、他の家具作りと並行して行っていたので、このくらいかかってしまったのは仕方がない。
そういうわけで、私の部屋にちょっとしたシネマルームができた。
もっとも当初は、壁に直に映写していた。
しかし、これでは壁の凸凹も拾ってしまって見づらい。
そこで、まず、壁の寸法を測って、60インチ・スタンダードサイズの壁掛け式スクリーンを購入した。
それを壁に取り付け、しばらく試してみたのだが、プロジェクターとスクリーンの比率が合わせられないことが判明する。
つまり、横左右が16:9サイズの場合、はみ出してしまうのだ。
本当は買い直したくなかったのだが、やむを得ず、折りたたみ式の100インチスクリーンを購入した。
折りたたみ式なので、設営に手間が少々かかる。
もちろん、大きいサイズなので、元の壁には収まらない。
この100インチの折りたたみスクリーン、いざ設営して映像を流してみる。
すると、画面が今までの倍になった分、見やすいし、大迫力で、かなりの没入感を味わえる。
なんだ、最初からこちらを買えばよかったではないか。
そう、思うほどである。
ただ、観ている映画の内容はというと、「世界の鉄道旅」の映像など、あんまりスペクタクルなものではない。
それでも、100インチある大スクリーンで、見応えは充分だ。
というわけで、ようやくこの商品に落ち着いたのである。
これで大画面、大迫力の映像が楽しめるようになった。
まさに、ちょっとしたミニ・シアターのよう。
これで、小さなサイドテーブルがあれば、飲み物を置いてよりくつろげるのだがね。
まあ、それは今後追って作っていくつもりです。
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