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【再開】ChatGPTのGPTsで震災・津波防災ガイドを作りました。

2024年1月1日、能登半島沖で震度7の地震が発生し、日本海側沿岸各地に津波の被害が発生しました。

幸い私たち家族は東京にいたので無事でしたが、友人や親戚、仕事がらみの人で地震に遭遇してる人が一定数います。こんな時はいつも知り合いだろうと知り合いでなかろうと、無事を祈りながら自分の無力さを痛感します。

ChatGPT - 震災・津波防災ガイド

今すぐ自分にできることはないかと考えて、今回は生成AIで作れるものがあるのではないかと思い立ちChatGPTのGPTsで「震災、津波防災ガイド」を作りました。

2024/01/03 16:30 追記

停止されたようです。

2024/01/04 追記

再開されたようです。

2024/01/03追記
無料で使えるバージョンを下記で公開しました。免責事項や公開に至った気持ちもちょっと書きました。

設定内容は、東京都の「東京くらし防災」と「東京防災」のPDFを添付して、震災と津波の防災に関する質問に回答するようにしました。

これがどれだけ役に立つかはまだ分かりませんし、ChatGPTの有料ユーザーしか使えません。なんならハルシネーション(間違いを言う)の不安もあります。

ただ、ChatGPTにしろ上記の東京防災にしろ、私にとっては役に立つものであり、ChatGPTは1年以上散々使ってみて、ある程度の回答を期待できるのと、一定の需要はあるんじゃないかと考えています。

ウソをつくもんを作るんじゃないとバッシングされる怖さもあるんですが、自分にできることを被災者のためにやってみようと思い公開しました。

いくつかの使用例を交えながら今までのものにはない特徴を紹介しようと思います。

使用例

AIは常に冷静に答えてくれる

被災地で役に立つ情報源はおそらく人づてになりがちになることが考えられます。
しかし被災している人々が常に冷静とは言えないのではないでしょうか?
どんな時でも冷静に答えてくれるAIは、むしろ冷静でない人間よりもハルシネーション(間違い)が少ない可能性もあるのではないでしょうか?

Q. 避難場所の水が明日には無くなる!!私たちはどうすればいいんだ!?

避難場所での水の供給が不足する場合、次の対策をとることが重要です:

1. **水の節約と有効利用**: 節水料理法などを活用し、利用可能な水を最大限に有効活用します。食品用の高密度ポリエチレン素材のポリ袋を使用して、鍋のお湯をくり返し使う方法が有効です。

2. **自治体や関連機関への連絡**: 水不足の状況を自治体や救援組織に報告し、追加の水供給を要請します。

3. **周囲の避難者との協力**: 避難所にいる他の人々と協力し、水の利用を公平に分配する体制を作ります。

4. **代替水源の探求**: 安全な代替水源を探し、可能であれば利用します。ただし、水源の安全性を確認することが重要です。

5. **健康管理**: 水不足により脱水症状が発生するリスクが高まるため、適切な水分補給を心掛け、健康状態に注意を払います。

これらの対策は、「東京くらし防災」から得られた情報に基づいています。さらなる具体的な対策や支援については、自治体や救援組織からの指示に従ってください。

ChatGPT - 震災・津波防災ガイド

不安を和らげてくれる話し相手

不安な時は誰かに少しでも優しい言葉をかけられるだけで生きる糧になると考えます。

Q. 家も家族も津波に流されて、もうどうしたら良いか分からない。。。

まずは、心からお見舞い申し上げます。このような大変な状況に直面しているあなたに、どのような言葉も十分ではないかもしれませんが、一緒に乗り越えていくためのサポートを提供したいと思います。

大切なものを失った悲しみや、今後のことへの不安は計り知れないものがあるでしょう。まずは、自分の安全を確保することが最優先です。近くの避難所や安全な場所に移動し、基本的なニーズが満たされるようにしましょう。食事、水、暖かい衣類など、身の回りの必要なものを確保してください。

そして、心のケアも非常に重要です。感情を抑え込む必要はありません。悲しむこと、怒ること、それら全てが自然な反応です。可能であれば、信頼できる人と話をし、感情を共有することが心の回復に役立ちます。また、心理的なサポートを提供する団体やカウンセリングサービスを利用することも一つの手段です。

今は無理をせず、一日一日を乗り越えていくことに集中してください。この困難な時期を乗り越えるために、私たちはあなたをサポートします。どうぞお気軽に相談してください。

ChatGPT - 震災・津波防災ガイド

役割分担のチェックリスト作成

被災直後は被災者だけであらゆることをこなさなければならない。なんでもこなせる人がいるのは稀だが、ChatGPTは多くのことを知っている。

Q. 震災、津波に被災して避難所にいる。被災者の役割分担のためのチェックリストを作って。

避難所における被災者の役割分担のためのチェックリストを作成します。避難所では、被災者ができる範囲で役割を分担し、互いに助け合いながら生活することが重要です。以下に、基本的な役割分担の例を挙げます:

1. **受付・登録担当**: 避難所に到着した被災者の情報を登録し、名簿を作成します。
2. **安否確認担当**: 避難者の家族や近隣住民の安否を確認し、必要に応じて情報を共有します。
3. **生活支援担当**: 食事の準備や配布、清掃、衛生管理など、日常生活に関わる支援を行います。
4. **情報管理・連絡担当**: 避難所や外部からの情報を収集し、避難者に伝達します。
5. **医療・健康管理担当**: 応急処置や健康相談を行い、必要に応じて専門の医療機関への連絡を行います。
6. **子供・高齢者支援担当**: 子供や高齢者、要支援者のケアを行います。
7. **物資管理担当**: 避難所への物資供給の管理と配布を行います。

これらの役割は、避難所の状況や被災者の能力に応じて調整する必要があります。また、避難所の管理者や専門スタッフとの連携を取りながら、柔軟に役割を分担しましょう。避難所での生活では、お互いの協力と配慮が非常に重要です。

ChatGPT - 震災・津波防災ガイド

泣いてる子どもを笑顔にする方法

大人たちも泣きたい状況だけど、子どもが泣いてると大人がイライラしてしまう。安全を確保できたら、子どもを笑顔にすると、その場の雰囲気も和らぐと思います。

Q. 被災して子供達が泣いている。笑って過ごせる方法を教えて。

災害時に子供たちを落ち着かせ、笑顔にするためには、以下のような方法が有効です:

1. **安全な環境を確保**: まず、子供たちが身の安全を感じられるような場所を確保しましょう。安全な空間があることで、子供たちも安心します。

2. **ゲームや活動**: シンプルなゲームやアクティビティで子供たちの注意をそらせることができます。例えば、絵を描いたり、紙飛行機を作ったりすることで、楽しく時間を過ごせます。

3. **話を聞く**: 子供たちが何について話したがっているか聞いてみましょう。彼らの感情を理解し、共感を示すことで、安心感を与えられます。

4. **物語や歌**: 物語を読んだり、歌を歌ったりすることも有効です。これらは子供たちの気を紛らわせ、楽しい時間を提供できます。

5. **日常の習慣を維持**: 可能な限り日常のルーチンを維持することで、子供たちに安定感を与えられます。例えば、就寝前の物語の時間などです。

6. **ポジティブな姿勢を保つ**: 大人が落ち着いてポジティブな態度を保つことは、子供たちにも大きな影響を与えます。

これらの方法は、子供たちが不安や恐怖を感じている時に、彼らを支え、笑顔を取り戻すのに役立ちます。しかし、状況に応じて対応を調整することが重要です。安全を最優先にし、子供たちの感情に常に注意を払ってください。

ChatGPT - 震災・津波防災ガイド

その他の考えられる特徴

  • テキストチャットは通信量が少ない

  • アプリ版は音声入力と音声出力ができる(会話ができる)

  • 出力が遅いので少し冷静になれる

  • 1グループに1人ChatGPT Plusに課金してる人がいれば役に立つ

改善してほしい点、改善案があればコメントください

思いつき次第、使用例を増やそうと思います。また、改善してほしい点があればコメントをください。

被災者の皆さまに小さな希望が灯ることを祈っております。

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