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先輩大使と対談!繋がることで生まれる対話〜JCIグローバルユース国連大使〜


YouTube Live 特別企画 先輩大使に聞く!!

今回は、2021年度グローバルユース国連大使で、現在はMisekaiの学生メンバーとして活動されている、武田桔京(たけだ ききょう)さんと村上弥優(むらかみ みゆう)さんをゲストとしてお呼びしました。

misekaiの皆さん
左から2人目が村上さん、3人目が武田さん

まずは、僕たち現大使メンバーから質問をしました。 
グローバルユース国連大使に応募したきっかけや動機。活動から2年が経ち、いま当時を振り返ってみて学びになったことは何か。
misekaiメンバーとして運営側で参加されて、どんな気付きがあったか。
2021年はコロナ禍での開催で、海外研修も中止になったけれど、その中でこそ得た学びは何だったか。啓発活動はどんなことをしたのか。
そして、平和とは何か・・・。

大学で哲学を学ぶ武田さん

自らと向き合う

その中でも僕の印象に強く残っているのは、武田さんがお話しされた、コロナ禍の研修中の「自分との向き合いかた」でした。
「今年度とは異なり、2021年は全ての研修がオンライン開催。他の大使と直接会う機会はほとんどなかったけれど、その分、自分と向き合う時間が増えた。」と話してくれました。
海外研修に行けなくて残念だなぁ、と思っていたのですが、コロナ禍、オンラインだからこそ、自分の中の回転し続ける感情と向き合うことができたという考えに、素敵だな、と感銘を受けました。

東京研修の時から、いろいろな話をしてくれた武田さん。

学び手であること 考える人であること

また、村上さんが「あの時、海外に行っていたら、もしかしたらそれだけで満足していたかもしれない。」という言葉にハッとしました。
自分は、広島やカンボジア研修に行って、それだけでわかった気になっていないかと自問自答しました。
武田さんも村上さんも、僕たちが活動を行う中で忘れてしまいそうな、「学び手であること、考える人であること」を常に意識していると感じました。
これまでの研修を振り返ると同時に、僕たちは、いただいた機会を活かしていきたいな、とも思いました。

私を語るために、私を知る必要がある

対話を生み出す力

「平和とは何か」という質問をした時に、武田さんと村上さんは、逆に僕たちに同じ問いかけをしました。
「平和という言葉自体がフワフワしているものだ」と答えると、「それでは平和の定義に対する普遍的な答えは出せないってこと?」と武田さんが問題提起をして、議論が加速していきました。
1時間の対話の中でも、新しい気持ち、自分の中の矛盾、そして言葉が生まれてきて、刺激的で楽しい時間でした。
これまで9回のYouTube配信では、一人ひとりが自分の行っている活動を単に報告する、という形でした。「相手を対話に巻き込み、同じ場所から、同じ物をみる」ことは、僕に足りない力だと思いました。
10回目の配信にして、新たな学びがあり、先輩方のファシリテーターとしての姿勢に学び、これからも配信を続けていきたいな、と思いました。  

東京研修の様子

平和な空間

実際に対談している時は意識していなかったのですが、僕たち5人はそれぞれ、秋田、千葉、静岡、京都、マレーシアと、いろいろな所からこのオンライン対談に参加していました。
また、中学生から大学生と、年齢にも多少の幅がありました。
年齢も背景も違う人が出会い、遠く離れた場所から、自分の意見を話し合い、一緒に未来を思い描く。
この時間、この空間を、「平和」というのかもしれないと思いました。

実は予定を大幅に超えて、80分も話しちゃったのですが、平和についての対話は41分頃からのスタートです。

ありがとうございました!









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