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【環境が人を育てる】積極的な人と関わるメリット

「環境が人を育てる」という言葉があります。もはや誰が言い出したのかわからないほど、多くの人が多用している普遍的な真理です。とはいっても、「そのメカニズムは?」と思ったことはありませんか。環境が変われば、人(自分)が変わる。これについて簡潔に紐解いていきます。


まず、プラスとマイナスがある

環境といえど、さまざまなタイプがあります。大きくわけて2つ。プラス的か、マイナス的か。当然、自分にとってプラスな環境がいいですよね。それは何故でしょうか? 自分にいい影響が与えられるということを知っているからですよね。逆に、自分にとってマイナスな環境は、いわゆる悪影響。ここに居たいとは思いませんよね。こういった2タイプがあるわけです。

プラスな環境での刺激

環境に影響されない人はいません。なぜなら、外部刺激があるから。それは誰かの言葉であったり、人との付き合い、文化、雰囲気など。これらすべてのエッセンスは刺激であり、自分自身に必ず影響します。プラスな環境であれば、一言でいえば「自己成長」に繋がっていきます。これが最大のメリット。成長ですから、変化していけるのです。

プラスな環境のデメリット

しかし、プラスな環境でもデメリットはあります。こういった環境では大抵、「この人いいな」「私もああなりたい」「あの人が目標」といった、いい感じの人を見つけたりします。そして、素直であればあるほどに、染まっていきます。すると、自分でも気が付かないうちに、よろしくない部分まで影響されることがあります。

大前提、どんな人も100%完璧な人はいません。だからこそ、すべてを盲信していくと、いつの間にかマイナス要素すら吸収しているなんてことも。自分なりの分析は、いかなる時でも必要です。品定めしろとはいいません。しかし、自分なりの精査は必要です。

マイナス環境は決して悪ではない

ここまで述べてきて、「マイナスは嫌だな」と思ったでしょう。誰だって、気持ちのいい環境に居たいものです。マイナスは嫌われがちですが、マイナスを経験しないと得られないものがあります。大事なのは、マイナスに染まっていないこと。むしろ、反骨精神があるくらいでいい。「負けてたまるか!」みたいな感じですね。こういう時のエネルギーは、とてつもなく強力です。

マイナスだから鍛えられる

マイナス環境で、常に逆境と戦っているような状態は、ものすごい負荷があります。過酷な筋トレメニューのようなもの。ここを乗り越えた先は、ものすごい成長が待っています。プラス環境だけでぬくぬく温室で成長してきた人ととは、乗り越えてきた修羅場がまるで違います。覇気みたいなものが得られます。そして、自信。

【まとめ】環境は上手く使うべし

環境は大きく2種類あり、自分にとってプラスかマイナスか、どちらかがあるとお伝えしました。そして、どちらがいい悪いではなく、どちらでも学びはあるということ。その大前提が、「染まる」のではなく「主体的な自分を持つこと」です。流されるのではなく、自分の意思を持ち、自分なりの心眼で判断してください。

しぶいことを言いましたが、結局はこういうことができてこそ、環境を使いこなせるわけです。飲まれないように、自分のものにしてみてくださいね。

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