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神垣のおすすめ本「2011年ベスト3」2011年12月22日

 自称「ベスト3の女」神垣です。

 今日が今年最後の配信です。


 というわけで・・・
 今日のこのメールマガジンが
 今年最後の配信です。

 そこで、毎週金曜日恒例の「本の紹介」の中から
 神垣のおすすめ本「2011年ベスト3」を挙げてみたいと思います。

 <第3位>
 1位、2位はすぐ決まったのですが、3位は一番悩みました。
 悩んだ挙句、選んだのがこの一冊。

佐藤尚之 著『明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法』

 ソーシャルメディアという道具の取り扱いについて
 読後、「希望が見えた!」という点と
 今年の私自身のテーマであった「マイ・メディアの活用」について
 多くの示唆を得たという点で、3位に挙げました。

 感動したという点では、同じ著者の
 「明日の広告」 
 なんですが、二冊合わせて読むと、さらに興味深いと思います。


 <第2位>
 先週、紹介したばかりですが、
 泣けたノンフィクションとして、この一冊。

村木 厚子 著『あきらめない  働くあなたに贈る真実のメッセージ』

   働く母としての村木さんの生き方に大いに共感するとともに
 第三章「逮捕、勾留を支えたものは」に綴られる
 拘留中も屈しない強さと冷静さに感銘を受けました。

 男女雇用機会均等法・第一世代の私には
 いろんな意味で「仕事と家庭」について
 考えさせられる点の多かった一冊です。


 <第1位>
 「読書の概念を変える」一冊として
 1位に挙げました。

日垣 隆 著『つながる読書術』

 読書というのは、好きなジャンルの本をじっくり読むことだけではない
 「それもあり」だけど、
   読むことで自分を鍛えていく読み方もあるわけで…。

 書くために読む、そのときに必要とされる「調査力」「仮説力」
 話してつながるための「読書会」の始め方
 など、「読む」という行為の奥深さを
 本書は改めて教えてくれます。

 本書を読めば「趣味は読書です」なんて言うのが
 きっと恥ずかしくなるはず。

 第三章の終わりに、こうあります。
 「説得力ある発想やその人ならではの体験、
  あるいは独自のネタがある人が、
  書くことによって新たなビジネスモデルを作り上げる時代が
  到来しているのではないでしょうか」

 つまりは「自分の市場を持つ」ということなんですが
 これ、たぶん早い者勝ち、というか気がついて行動した者勝ち。

 読むために書く
 読んだら書く
 そして、書いて市場を持つ!

 その詳細は本書にあるので、ご参考まで。



 上記が、神垣のおすすめ本「ベスト3」ですが
 3位にするかどうか、迷った本が2冊あります。

 月3万円ビジネス   
 武器としての決断思考 

 どちらも私自身に不足している視点・内容で
 非常に勉強になりました。


 本の読み方として、夫婦やカップルで同じ本を読む
 というのはおすすめです。
 相手は異性の方がいいです。

 それぞれが、付箋や折りを付けたり
 「ここ!」と思ったところに線を引いておくと
 相手と自分とで、響くポイントがどう違い、どう同じなのかを
 知ることができ、読書の楽しみが倍増、いや二乗になる気がします。

 おすすめ本に挙げた3冊のうち
 『あきらめない』は夫→私
 『つながる読書術』は私→夫
 の順で読んだのですが、
 夫に対して本を通して改めて知るところも多く、面白かったです。


 というわけで、2011年も
 当メールマガジンをご愛読いただき
 ありがとうございます。

 2012年も引き続き、よろしくお願いいたします。
 どうぞ、健やかに良いお年をお迎えくださいね。


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