``サイバーエージェント流 自己成長する意思表明の仕方 ― 「キャリアのワナ」を抜け出すための6カ条''
【私はこのままでいいんだろうかという方必読】
今回は‘‘サイバーエージェント流 自己成長する意思表明の仕方 ― 「キャリアのワナ」を抜け出すための6カ条‘‘を紹介します。
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▼著者
曽山 哲人さん。
上智大学文学部を卒業し、現サイバーエージェント取締役人事本部長。業界を越えて注目される人事制度、社内制度を導入し、同社の活性化に努めている方です。
▼概要
「自分はもしかしたら今の職種に向いていないのでは」、「自分は停滞しているんじゃないか」、「もうフリーランスになろうかな」と、キャリアに不安、不満を抱えているとき、どんな事に気をつけて仕事をすれば良いのか、負のスパイラルを抜け出すヒントを貰う事ができます。
仕事を通じて成長してゆく過程には、上記のような不安、不満のような「キャリアのワナ」があります。
長いキャリアの中でどんなワナがあるのかを明らかにし、そのワナからの脱出方法を「成長するためのヒント」と「成長角度を上げる」という観点で明確にしています。
▼27個あるキャリアのワナ
本書では27個あるキャリアのワナを社歴を軸に4つのフェーズに分けて紹介されています。入社1~2年目、入社3~6年目、マネージャークラス、さらに上を目指す人。
そのワナの中から少しご紹介します。(※引用あり。)
1.成長角度に気づかないワナ
なぜ、あの人だけ希望の仕事ができるんだろう?って
ジョブローテーションや、同期と比較して、思ったことないですか?
本書では、そんな時は下記をやってみるのはどうてすかとヒントをいただけます。
まず、我々には成長曲線があり、それは7パターンに分けることができます。
大きな勘違い型、実績+試練型、試行錯誤型、、、etc
希望の職種に就きたいと思ったら、まずは自分の成長曲線を把握し、意識して成長曲線の角度を上向きにする事が非常に大事だと。
では角度を上向きにするとは一体何なのか、、
例がありました、
新卒のメンバーが二人います。「3年後にマネージャーになる」と宣言しているAさんと、「とりあえず、どんな仕事でもいいです」と思っているBさんとでは、成長確度はAさんのほうが断然上向きです。
成長確度が上向きの人、上向きにできた人は、それだけでチャンスがめぐってきます。
ワナから脱出するための最初のステップは意思表明です。
「○○をやりたい」「○○ができるようになりたい」など自分の目標を決めて、上司や先輩に宣言しましょう。成果を出していないと、すぐには思い通りにいきませんが、意思を表明したということは、上司や先輩には記憶として残ります。
まずはフォームを上向きにすることで希望の職種に配属されるチャンスが回ってきます。
簡単なようで、日頃からできている人は少ない、、、ですよね。
2.積み上げ地獄のワナ
事務作業だけして、あー仕事したなと思っちゃうときありません?
目の前の状況だけを気にして仕事をしていると、仕事をこなしただけで満足してしまうことがよくあります。
ワナにはまっているとTODOを洗い出す事に集中しがちで、仕事を前に進める=成果を出す、という事を忘れています。
そんな時は、
仕事に優先順位をつけ、ホウレンソウをまめにし、出すべき成果から逆算してタスクに落とし込む。
シンプルですが、これもできていない人が多い。。。結果にコミットしなければ、仕事じゃない。
▼まとめ
あーまさに自分のことだと、反省しながら27個読むことができます。濃い。
キャリアの早い段階で、本書に出会えて本当に良かったと感じました。。
27個のキャリアのワナ、あるあるに対して、逃げるのではなく向き合おうと思わせ、ソリューションまで提供してくれる本書は、明日の話題になること間違いなしです。
こちらからは以上です。
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