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顧客&行動分析はニーズとポテンシャルを知る目的で実施。『今の行動に合わせてしまう施策』は打つべきじゃない。

分析のやり過ぎに注意しましょう!
これが、デジタルマーケッターの方に、僕が言いたいコトだ。

デジタルマーケッターが陥りがちな落とし穴として、

①アクセスログやCRM分析をやり過ぎて、お客様は『その行動しかしない!』と思い込んでしまったり、

➁この広告、ページ、サービスを『踏んだ』人にこれを見せれば、買上率が2ポイント上がるとか、

『セコイ事』(笑)ばかり考えるようになってしまうケースだ。

セコイよそれ、セコイ!

そんなことを半年もやり続ければもう買上率なんて上がらなくなってくる。そして、やることがもう無くなってくる。ECサイトやオンラインメディアを訪れるお客様は、ログ上に現れてる行動だけの人 じゃない。

その人がその行動を取ってる理由は、そもそも貴方が運営するサイトの構造(UI・UX)がイケてないからかもしれない。
はたまた、そもそも貴方が運営するサイトの
メディアコンテンツ、サービスや商品が偏ってるから  かもしれない。

分析はしても良いけど、その結果を鵜呑みにするのは止めよう。
もっと疑ってかかろう。自社のサイトとか取扱い商品がダメダメなんじゃないか?くらいの自虐評価をしてみよう。
その上でどうするか?
お客様の変化のポテンシャルを考えよう。あるいは自社サイトに着てない場面でお客は何をやってるか?何を求めてるか?考えよう。

今のお客の行動に合わせるのじゃなくて、
顧客が行動を変えてくれる=生活習慣や消費を変えてくれる、そのために何をやるべきか?考えよう。

そして経営陣に進言だ!
『このままじゃ手詰まりです』と。
明日のために!