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怖い話

最近、テレビでホラー番組をやらなくなりましたね。

昔はタオルケットに包まりながら家族とキャーキャー言いながら見ていたのに。

ホラーと言ったら夏ですが、私はちょっと肌寒くなった秋ごろになると、無性にホラー作品を観たくなります。

私が好きなホラーは、しっとり怖い系。

都市伝説も好物。

逆に苦手なのは、グロテスク系、驚かす系。

勝手に好きなホラー作品語ります。


◆好きなホラー映画

仄暗い水の底から

まだ小学生くらいの時に見た記憶。何度捨てても現れる赤いポーチが本当にゾッとした。昔は離婚調停中の状況をよく分かっていなかったけど、今となると母と娘二人の孤独がよくわかる。その孤独に引き寄せられるように悲しい事故に遭った少女が姿を現したのかな・・・。日本ホラーらしいジメっとした作品。大好きです。


残穢-住んではいけない部屋-

1つの怪奇を辿ることで様々な出来事が掘り起こされて繋がっていく。お化けがワッと出てくる怖さというより、少しずつ明かされる悲惨な出来事が謎解きみたいでヒヤヒヤ&面白い。今自分が住んでいる場所が、昔どんな人が住んでいて、どんなことが起こった場所なんだろうと想像してしまう。小説も読みたい。


◆好きなホラー小説

小説だと、小野不由美さんの作品が大好きです。

営繕かるかや怪異譚

短編に共通して、「営繕屋」という人物が登場する。彼は大工で、家の修繕をする人なのだが、怪異にも精通した頼もしい人物。本書の解説で書かれていることが「その通り」なのですが、「霊を払う」のではなく、「怪異と折り合いをつけられるように直し、計らう」という点がハッとさせられる。
しとしとと雨が降っている、暗闇からひたひたと足音がする。力づくで除霊するのではなく、歴史や繋がりを大切にして折り合いをつける…なんだか上品なホラーです。


鬼談百景

99個の短い怪談話集。まるで投稿者から寄せられた「ゾッとした不思議体験」を集めたかのようなエピソードたち。
結局オチは…?と思う話もあるのですが、実際の体験談ってそんなものですよね。リアルっぽい話に引き込まれます。


ぼぎわんが、来る

映画化されましたけど観に行ってない。行けばよかったと後悔している。
「ぼぎわん」という名称がもうヤバイ。とにかく不穏。霊なのに知恵が働くのも怖い。電話のシーンは最恐。


◆好きなホラー漫画

さんかく窓の外側は夜

漫画です。霊の描写がかなり不気味で素晴らしい。顔がそっくり空洞になってしまった女子高生とか、奇形の人とか、とにかく不気味で見ごたえがある。主要な登場人物が悲しい過去や事情を持ちながら飄々とポジティブなのも格好いい。イケメン男子ふたりのちょっとドキドキするやりとりも楽しい。続巻を心待ちにしている。


◆YouTubeの「ゾゾゾ」というチャンネルもお気に入り

心霊スポットに行って、レポートするチャンネルです。
(2期制作決定したようで、大変嬉しい)


終わりに

好き勝手に紹介してしまいました・・・

今回記事を書いていて、様々な人の作品レビューを読んだのですが、

自分のストライクゾーンな作品も、他の人にとってはつまらないと感じる場合もあるんだということに改めて気づきました。

新しい作品に触れる際、レビューを見て「つまらないという意見が多いから、観るのやめとこうかな」と観ない選択をすることがあるのですが、

「自分にとって」の素晴らしい作品に出会う機会を逃していますよね。

面白そうだな~と思ったら、レビューは気にせず観に行くべきだな!と思いました。

また、おすすめのホラー作品がありましたら、ぜひ教えてください!


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