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医者とのトラブルと、からだが教えてくれたこと

物事がうまくいかないときは、何らかのサインであるということ。だから、すべてに理由があり、逃げずに、ちゃんと向き合う。後になってみて、あー、こういうことだったのか!とわかることがある。

実は、この半年、体調不良が続いた。やりたいこと優先で、マーケティングとか、戦略コンサルなんて、かっこいい仕事に就いてみたけど、自分には合わなかった。残業や合わない環境下で、自分らしさを発揮できずに、身体に反応がでた。変な咳が長引き、頭痛はひどく、胃炎になり食事も疎かに。全身に湿疹がでて、どうしたの、その顔!?と言われる始末。

医者に診断書を書いてもらう必要がでて、相談にいった。そしたら、手のひらを返されたかのように、この半年の症状の関連性はなく、原因もわからないため、書けないと断られた。最も、仕事のストレスや心理的なものだと証明できないし、仕事ができる状態かまで判断できないと。え?毎月のよう通っていて、同じ薬が処方されているのになぜ。医者が証明できなくて、じゃあ誰ができるの?私の症状は何、ただの風邪?何度も、何度も話し合ったが、だめだった。しまいには、私のわがままだ、自分の都合だ、自分で矛盾しているとわからないのかと罵倒されるほど。なんだか、急に突き放されたようで、ただただ残念で、悲しかった。

「あなたの仕事は何ですか?医者の仕事は、患者の病気を治すこと。悩みに寄り添い、解決することじゃないんですか?」私の説得もむなしく、失敗に終わった。

そもそも、何が問題だったかというと、医者と私との、信頼関係だ。通院時に、私の仕事の状況なんて毎回共有していなかったし、知らなくてあたりまえ。用があるときだけ、こちらの要望を伝えて、急に書類を書けと言われても、むこうも納得いかない。しかも、最後は、私が、今の薬が効かないから、これを出してくださいと指示をしてしまった。私は、医者のプライドを傷つけてしまったのだ。私のやり方に問題があったことを反省した。

3回挑戦してダメなことは、もう違う手を考えるしかない。よし、セカンドオピニオンで、違う医者にいこう!そこで、失敗から学び、できるだけ具体的に状況を説明し、原因と解決策を、一緒に探った。欲しいのは、書類だが、それは出さずに、ご相談があり、証明するのは難しいとわかっているが、一度検討いただきたいと、ものすごく低姿勢で。

すると、驚くことに、一瞬で、私の病状は、腸に問題があることを見抜き、先生は「私も過去に経験があるから、わかる。」、すぐに検査するようにと。今使っている薬は、合わないので、すぐにやめるよう通告された。もちろん、書類はすぐに書いてくれるし、あれだけ関連性がなく、原因不明と言われたものが、すべて関係していると、はっきり断言してくれた。

あれだけ何度も粘って、何度も立ち向かっても、だめなものは、だめ。うまくいかないことはある。視点を変えて、失敗から学び、次の一手を投じる。今回は書類一枚のこと以上に、半年通っていた病院で解決しなかった原因がわかり、むしろ合わない薬を使っていたことがわかり、本当によかった。救われた!と、クール&ビューティーな女医さんが女神に見えた。

吉崎詩歩

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