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妻の暇な産休は、ベビー用品の準備に使うべき?/欲しいのは、長い休みよりも健康で文化的な生活

4/2(火) | 妊娠9か月【33週】

昨晩は夫と喧嘩。わたしが赤ちゃん用品なにを買うか、ひたすら調べてて、夫にも「ちょっとは調べてよ」って言ったら「しーちゃん暇じゃん」って。

厳密に言うと今は産休ではなく、産休前の有休消化中。時間はあるんだけどさ、でも全部わたしがやるのも違うじゃんって話なんだよね。「ただ買うだけじゃん。無駄に時間かけてるんじゃない?」みたいに思われるのも違う。それに、なんか「暇じゃん」って言われるのも癪に触る。

赤ちゃん用品の準備、楽にできないもんかね、とほんとうに思う。

予定日というローンチ日までに必要なもの・すぐには必要じゃないもの・代替できるものをネットや友だちの口コミ、我が家の構造、わたし達の性格の観点から振り分けて。
さらに必要なものについてはいろんなブランドの新品・中古品をどの店舗・オンラインショップで、現金・ポイント・金券どれで買うかを考えて。
それぞれ比較検討する必要があってさ。もう無理。

いつ何をどう買うのか。時間があるうちに調べておこう、と思うんだけど、それであっという間に時間が過ぎる。

まあ、暇なのはその通りよ。昨晩は「暇じゃない!2人の子なのにあなたの代わりに体調が悪い時もあるよ!」とか反論したけど、まあ、実際暇よね。

でも人生最後の夏休み。がむしゃらに働いた20代を終えて、予定日までの2か月はこれまで頑張ってきたご褒美だし、子を宿し、生み育てるうえで英気を養うために必要な休息期間。自由にのんびり使って何が悪いんじゃ―!

ということで、ベビーベッドと敷布団の購入・レンタルの検討だけ夫に丸投げして、わたしは再来週に開催されるミュージカルのS席を予約した。ベビーベットに何か月のレンタルが必要か、我が家の動線的にミニサイズがいいのか普通サイズがいいのか、金券の使い方まで精一杯調べて悩むがよい。

わたしも暇なことに中途半端に罪悪感を持ってしまったけど、もっと自信をもって休もう。

4/3(水) | 妊娠9か月【33週】

人生最後の夏休み、と昨日は書いたけど、夏休みだからって特別なことがしたい訳じゃないのかも、健康で文化的な生活をただ重ねていきたいだけかも、というのが色々考えた、今のところの結論。

仕事三昧の日々で見失っていた、わたしの興味がわく源泉・好奇心を思い出して、好奇心が赴くまま読書したり出かけたりしながら知見を深めて。体が本当に欲するものを作って食べて、適度に出歩いて散歩して、夫婦の機嫌が良好でいられるくらい家が片付いていて、心に余裕がある生活をしたい。

仕事してた時は気力と時間がなくて上記の何かが欠けていた(特に好奇心と家の片づけ)。その代わりに得たスキルもあったとは思うから、悪いことばかりではないけど、でもずっと「長い休みが欲しい」と思い続けていた。

多分それは、長く休んで海外旅行に行きたい、とか特別なことがしたい、とかじゃなくて、とにかく健康で文化的な生活がしたかったんだと思う。やっといま、そういう生活に近づいている。

産後、そしてワーママデビューしても「長い休みが欲しい」と思わなくて済むくらいの気力と時間を見つけていきたい。

紙に書いてた日記をnoteに転記してみて、だいたい1週間くらい経った。

いまは妊娠が分かってからのことを書いているんだけど、その頃の日記を読み返してそのまま書いているんじゃなくて、その中で何をnoteに公開するか・しないかの選定や、誰にでも読みやすいように表現を変え直す作業をしていて。

紙で自分向けに書いてる内容だとあっちこっち散乱しまう文章をシンプルに絞ったり、「この感じ、このまま書いても多分伝わらないなあ」って表現を直してみたり、もどかしいけどすごく学びになっている。それに、そのプロセスでその時思っていたことをリアルに捉え直す機会になってる気がする。

妊娠後期も中ごろに差し掛かっている今、妊娠初期を振り返ると、妊娠前と比べても、まだ生まれる前なのにいろんなことを見えない存在(子)から経験させてもらってるなと気づく。

子が生まれてもう少し時間をおいて妊娠期を思い返してもいいかもしれないけど、今の方が臨場感あって具体的に言語化できることも多い気がするから、早めに書ききりたいな。


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