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GWもわが子がYoutubeばかり観るので邪魔してみた

5児の母、shiiimoです。
8歳女子(不登校)、7歳女子(ASD・ADHD)、
5歳双子男子(双子兄はADHD疑惑)、1歳の三男(重い)を絶賛子育て中です。

GW、みなさんは旅行?近所におでかけ?お仕事?
shiiimo一家。子の発熱でお家DAY満喫中です☆☆hoo!!


そんなshiiimoは後にこう語った……

「大人数の子育てのコツ?
うーーーーん、そうですねえ。

まあ。ひとりひとりに向き合って話をよく聞く、かな?

喧嘩はみんなの意見も尊重してあげて、
誰もが不満を持たないように気をつけていますね。

毎日、ひとりひとりに愛してるよと伝える時間をとってあげて。
あとはいろんなことをチャレンジさせる。
もちろん失敗もしますよ。
でもね、それを見守るのも大事ってね☆ははは…」


……いや、shiiimoは後にこう、語ってみたかった人生であった……

(完)



あ、終わらないんですけどね。

本当に、こんな風にできたらなって思っているのです。
これは私の理想論。
(こんな生意気に語りたいわけではないですけども)
今は、正直ぜんぜんできていないと思う。

理想通りのことができていないことに
自分の都合を後付けして、いつも言い訳しているのだと。
わかってはいるのです。

けれど、5人育てるうちに悟った。
ずっとずっと子どもたちに自分の神経をそそぐのは実際難しい。

ということで。
ゴールデンウィークもスタートしてしばらくですが
予想通り、三男からスタートした発熱が双子兄にうつり、
お家時間を持て余している。

そんな我が家では今日もYoutube先生が大活躍されております。(合掌)

Youtubeは、リビングにてポップインアラジン(popIn Aladdin)で観ている。
ライトにプロジェクターが付いているもので
場所を取らずに大画面で動画が観れるので気に入っている。
あと、触って画面を汚されないので快適。(重要)


「1人動画2つね!」と、
子どもたちの中でいつの間にか出来上がっていたルール。
そこに従って、リモコンをぐるぐる回しながら観ている。

まあ、「ルールを守る」という社会勉強にはなっているのかな。

(時に、三男の手にリモコンがわたってしまい、
大爆音にされて耳へのとんでもないダメージを負うこともしばしば)

ただ、ふと時折

「いかんいかん、これではいけない」

と焦りスイッチが入る。

受動的な学びしかできないし、
眼も悪くなるし……!
て、てえへんだあ!

しかし、ここで急に怒って
「いつまでも観てるんじゃないわよ~~!」
とブチギレしたところで。

「は?普段あんだけ観せておいて……」
って感じでなんとも説得力もないし……

じゃあどうしようかなと思ったので。
試しに、

「あんた、Youtubeと私、どっちが大事なのよ!!」

と、我が子に泣きついてみようと思う。(なぜそうなる)

検証結果5人のそれぞれ


さて。ご安心ください。
実際にそんなメンヘラなことはしません。
Youtubeを観ている、その子どもたちの視界にそれとなく侵入し、
自然な感じを装いつつ、阻害してみる。
これだけです。(迷惑なのは変わらず)

どうだ5児よ。
このGW……
忘れられないゴールデンなウィークにしてやんよオ!!

長女の場合

たいてい、彼女はソファの端っこの定位置から座って観ている。
傍には、赤ちゃんの頃からずっと使っている紫色のねんねがある。
私が、夫と同棲しはじめたときに買った毛布。

Youtubeを見つめる彼女の視界に滑り込んでみる。絶妙に邪魔な位置に。

長女「ん?なあに??」

きょとんとした顔で母を見つめ返す。
そこから画面が見える場所へ移動して観直すのかなあと思ったら、とくにそれもしない。
動きがないので、こちらからさらに近づいてみる。

すると、「えへへ……」と、肩に手がまわってくる。
私はごろん、とそのまま彼女の傍らに沈んで、抱き合う形になった。
邪魔をしに来たつもりだったが、受け止め抱擁までしてくれるとは。

「ママにねんねをかしてあげる♡」
長女は大切なねんねをかけてくれる。

Oh....なんて広い心……
どっちが親なんだか。

次女の場合

次女はたいてい、三男用のお昼寝マットを広げて、その上に転がっておしゃぶりしながら観ている。

なにか面白いシーンがあると
「アハハハハハ!!!」
と、なんとも軽快に笑う。

今日も次女はご機嫌にYoutubeを鑑賞中だ。
母は死角から近づいていき……次女のやわらかいお腹に頭を乗せて、視界に侵入してみる。

「ママッ♡」

次女は私の耳をつかんで、ふにふにとし始める。
なんか視界にママいるけどとくに問題ない、
むしろ精神安定剤の私の耳がちょうどいいところにやってきた、
とでもいうように。

「……そんなにこの動画、面白い?」
母は耳をふにふにされながら聞いてみる。
「え、うん。うんと~~~、ふつう~~~~~?」
耳ふにふにを加速させながら次女は言う。
絶対にYoutubeが見えにくいだろうけども、そのまま動かない。

耳をふにふにされながら、次女のお腹から頭をおろして、隣にごろん。
なんだか私の方がなだめられる形になった。

双子兄の場合

双子兄は、ニトリで買ったNクールのひんやり掛け布団(青)を2枚使いで、身体をぐるぐる巻きにして鑑賞するスタイル。
ちなみに真冬でもずっとこの布団を愛用している。

全身を覆いつくして、顔だけひょこっと出している。
昨夜から発熱したそのおでこには、子ども用なはずなのに大きすぎる冷えピタ。
へへへ、ようよう、隙だらけだぜ……?

「双子兄くん~~~」
ちょうど、彼の大好きなカービィのゲーム実況を観ているところで、
お布団の上にそっと登り、顔を覗き込む。
クックック………見えねえだろ……?

「ママ、大好き~~!」

気にもせず。息をするかのように、双子兄は言う。
もはやそれは「なあに」とか「ん?」などの返事と同じレベルで、双子兄はとにかくこの言葉を頻発してくれるのだ。

母「うふふ、ママも大好k……」

「ママ?これ見てごらん? ここの敵がつおいんだよ。ちょっと見てて?ちゃんと見て?くるよ?見て?見て?ね?きたでしょ?どう?」

大好きの返事は、とくに求められていないことが多い。
うまいこと「大好き」を挟み込んで、彼のペースにのまれ、まんまとそのまま一緒に鑑賞する。
こいつ……なかなかやるな……(ゴクリ……)

双子弟の場合

ニトリのNクールのひんやり掛け布団(クマさん)を2枚使いの双子弟。これを下に敷いて、その上でうつ伏せに転がりながら、見上げるようにして観るスタイルだ。
(夫婦用に買った計4枚のニトリのNクールは、こうして双子にすべて奪われてしまったのである)

その横からすうーーーっと近づき、顔を近づけてみる。
どうだい邪魔でしょう。気になるでしょう。

「あ、みゃみゃ♡(ママ)」

甘えるとネコ化する双子弟は、そう言うとすかさず起き上がり、本棚からボロボロの昆虫図鑑を取り出してくる。彼が手にするのは、同じくボロボロの恐竜図鑑のときもある。

「はい、ママ座って!」
Youtubeなんて忘れて、双子弟は図鑑を母の膝の上で広げ、その世界に入る。

「はい見て!ぼくはこれが好き!ルリボシカミキリ!かっこいいから!ママはどれ??!!」

「る…るりぼ???なんて???」

もともと、兄弟の中でもYoutubeにあまり執着しない双子弟。
見事、母を図鑑鑑賞に引きずり込むことに成功する。

三男の場合

基本的に、姉、兄の観ている、スプラトゥーン攻略動画や、カービィのゲーム実況、HIKAKINのホラーゲーム実況、といったものには興味がない。

ただ、双子兄がよく観ている
「妖怪しりとり」
「さいておいしいモッツァレラ さき歌」
など、音楽系がかかると、
ハッ!!として、その場に立ち尽くしてその画面を見つめる。

お、双子兄がモッツアレラをつけた。
立ち上がる三男。
さあ、三男がビート刻みだしたぞ!!今だ!!

「三男くん!!」

湘南乃風も驚きのバイブスでアゲアゲの彼の前に立ちはだかる。
さあどうだ?!

「っあーーーーーー♡」

そのリズムに乗るように、母の胸に飛び込んでくる三男。
はーーーーーーいありがとうございます!!!!

5児のYoutube鑑賞邪魔してみた。検証結果 まとめ

長女
怒りもせず抱擁。母を赤ちゃんのように、ねんねでなだめてくれる。

次女
母の耳を拝借し、そのまま特に気にせず鑑賞。母、耳をとられるのでそのまま一緒に鑑賞。

双子兄(発熱)
「ママ大好き」のひと言をはさむことで油断した母を、そのまま誘導し一緒に鑑賞する流れに持っていくことに成功。

双子弟
Youtubeをなんとなく観ていたらちょうど母が現れたので、これはいいカモだと図鑑の鑑賞に誘い込み、無事成功。

三男
ビート刻んでたらなんか母が現れたので抱きつく。母、ヨロコビーーー!

母、5児にいいようにされてない??

母、反省

これを実際行ってみて。
なにがわかったかっていうと。

みんな、邪魔したところで、まったく怒らない。(なんかごめんね…)

それってつまり。
Youtubeを彼らも観ているけれど、
そこに意識をすべて持っていかれているわけでもなく
本当はもっとほかの楽しいことも探しているんだろうな。

いつも、Youtube師匠(昇格)にお任せして、
急いで掃除したり料理したり洗濯したりをしているけれど。

例えば、この家事をいっしょにやったり。
担当を振り分けて、週末の家事をみんなで消化したりしてもいいのかもしれない。
たまに自主的に、洗濯物を畳んでいると集まってきてやってくれるけれど。
(そして畳んだり荒したりしてポジションに戻っていく)

「これは、あなたに任せたい」
と、最初から頼ってみるのもアリなのかも。

けれど、たまには。
家事の手をとめて。
彼らが眺めているYoutubeを一緒にくっついて、
ぼーーっと鑑賞するのも悪くない。


傍にいけば、反射的に母を受け止めてくれる子どもたちに。
また私から甘えにいってみようかな。

ママ、邪魔!
そう言われないうちにね。


ちなみにこちら、クロサキナオさんの5月の企画参加しています。
こんなわけわからん主婦が参加してすいません。
おかげさまで思いがけない学びを得ました。感謝。

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🍀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です🍀
#クロサキナオの2024MayMuses
https://note.com/kurosakina0/n/ndf3a3c7b1328

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しがない主婦にご興味もっていただけましたら、こちらもどうぞ。

子にこんなこと言っておいて、母、オタクです。


残り2日間。どう過ごそうかな。
みなさんもよいGW後半を~~!

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