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本当にこれを購入したら、大切にしてあげられるのかを考える


私の家は物が少なめだ。


ミニマルストとは程遠いが、大きな買い物はこの家に住み始めた時から何も増えていないし、洋服や雑誌は最低限を買い足すくらいで、化粧品に関して言えば使い切るまで同じ部類は買わないようにしている。(スキンケアはその状態によって変えるため多いかも、、、)


母や友人が遊びに来ると結構驚かれる。さっぱりしすぎていると。寂しいとも。


〜〜〜

物が少ないのには理由がある。

勿論その時、貯金欲に徹底している時はまず買わない。レシートを貰わない日々を更新していくことが楽しくなったりする。

旅行の計画が入っている前も買い物を控える。その分を旅先の軍資金として自由に使った方が有意義だということを知っているから。

あとは、物が部屋に溢れているとストレスを感じる。掃除をしにくい部屋は空気が上手く回らず換気が出来ない。そうなると職場と家との気持ちの境が曖昧になってしまう。



SNSで流れてくる人の家が可愛い物で溢れていたり、色合いがポップで明るいと「真似してみたいな〜」なんて思ったりはするが、結局今の物の量で十分だ。



私にはこれ以上のものを持てない。大切に出来ない。




よく、物を捨てる「断捨離の勧め」を目にするが、何でもかんでも捨ててもいいというわけではない。必ず買った時、もらった時の思い出が一つひとつに込められているのだから、ぽいぽい手放すことが当然かのようにビニール袋に入れることは違うと思うのだ。捨てることを焦ってはいけない。本来手放すことが当然であってはいけない。



だから、これから先何かを買う前に「今の私にこれを本当に大切にしてあげられるのか」ということを一瞬頭に過ぎらせることが出来れば、物の過多を防ぐことができるし、手にしなかった物は、本当に大切にしてくれる人に巡り会えるのではないか。その方が物も幸せではないのか。




私の家にあるものは、ずっと大切にしようと買う前に自分と約束を立てて購入したもので包まれている。だから全く寂しくないのだ。人からもらった物は更に大切にしている。



大切な物のある場所に帰ることで、安心することができる。


その仕組みを作るためにも、買う前、よく考えてみるのがいいのではないか。




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