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1年間で約345日の自炊生活をしてもう3年


365日のうち345日は料理をする。それ以外は旅行先か外食か実家のママご飯。同じメニューが3日続くともう飽きてしまい、毎日一種類でもおかずを増やすことの方が好きです。


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□ 仕事で疲れている時ほど料理がしたくなる。

平日はテレビをつけることなく、何も音楽は流さず。心の内をゼロにして、夕飯作りをし「無」になれる工程が好き。淡々と目の前のことに集中していれば、少しモヤモヤしていた頭の中がその時間だけでも空っぽになれる感覚が好き。


□ おいしいものを作れた時が幸せ。

土日は作ったことのないメニューを選ぶ。買ったことのない食材を見つければ挑戦してみたり、最近は香辛料や岩塩にも手を出し始めた。そうこうしているうちに出来上がる料理は、自分が生み出したようで嬉しいし、時間をかけた分美味しさが倍増する。


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職場には、夕飯の残りをお弁当に詰めて持っていく。それをみた先輩たちから「自炊してて偉いじゃん」と言ってもらえて、勿論褒められれば気分が良くなり「えへへ」と返すが、『偉い』ということではないのにな、と思う。というのも料理に関して苦痛に感じたことは一度もないからだ。それは小さい時からキッチンに立つという経験を、当たり前と感じる環境があったからだ。


子供の時、「洗濯物を畳む」とか「お風呂掃除をする」とかいうお手伝いは大嫌いだったが「料理のお手伝い」は率先して手を上げていた。最初は火加減を見守ったり、子供用の包丁を使って食材を切ったりだったものが、炒めたりお湯を扱ったり、母と同じ包丁を使うことを許されたり。そのレベルアップが嬉しかった。


そこから父の日、母の日、家族の誕生日、お祝い事の日はキッチンに立ち、一人で夜ご飯を作るようになった。仕事で帰りが遅い両親へご飯を作って待っていることが増えた。食べてくれる人が褒めてくれる、それが嬉しくてまた作る、その繰り返し。



誰かに褒められることが嬉しくてしていた料理が

誰かが喜んでくれることを幸せと思うようになり

そして今、自身を喜ばせるための料理に変わった。



今のキッチンはとても広くて使いやすい。コンロも”3くち”と充実。


最近は、お稲荷さん作りにひたすらハマっている。

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餃子にハマった時、コロッケにハマった時。

炊き込みごはんにハマった時、おじやにハマった時。

青椒肉絲にハマった時、エビチリにハマった時。

タルトタタンにハマった時、マドレーヌにハマった時。


数え切れないほどバラバラの自己流行を経験した。

いつか、自分を癒している物がいつか、本当に大切な人を癒せればいいのにな、とロマンチックなことを思っています。だから私は明日も料理を作るのです。

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