【私は快楽なんて知らなかった】色づく世界-004
昨年、私は、私たちの性的関係について、悩んでいた。
悩んでいた、は、言い過ぎかもしれない。
何かモヤモヤとしたものを抱えていた、そんな感じだった。
その数ヶ月前に、彼女が不快に思っていることを、私は意気揚々と話し、彼女が嘔吐するまで気付かないで追い詰めたことがあった。
私にそういう話題は今後は辞めて欲しいと、翌朝チャットが入っていた。
その時彼女は、こう言っていた。
「このまま何も伝えないでいると、膿が溜まって爆発してしまって、私たちの関係が悪くなるのが嫌だ」
なので、私も素直に彼女に、話すことにした。
ここから先は
723字
BDSM等セクシャルなことを含め、無料マガジンでは伏せていることも綴りたいので、有料にさせて頂きます。
【廃刊・私は快楽なんて知らなかった】色づく世界
¥300 / 月
「私は快楽なんて知らない」へのアンサーです。物心ついた時から生きることが苦しかった私が、同じ想いをしてきた彼女と共にいることで、漆黒の世界…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?