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書くこと 音楽と

フラットに文章を書きたいときは、無音の空間に身を置きます。

音楽を聴きながら書く、それもまた楽しいし優雅なのですが、どうしても楽曲のリズムに文体が引っ張られてしまうのですよね。それが良い影響を齎す事もあれば、頓珍漢な文章を生み出すこともあります。現に今日は音楽を聴きながら書いてみよう!と意気込んだ結果、三度も書き直す羽目になりました。鼓膜に届いた楽曲が脳を通して文章まで侵犯し、ヘンテンコリンな文章が仕上がってしまい、これじゃいかんと書き直し、それでもまだ奇妙な文章で、まあこれも一興かと投稿ボタンを押そうとしたところお腹が減り間食に奈良名物の葛餅で胃を満たし、珈琲休憩後もう一度文章を読み返してみると凹凸だらけで纏まりの無いチャランポランな文章に仕上がってることに気付いてしまい、これはいけないとノイズキャンセリングのイヤホンを耳にソソクサと文章を書き直している次第です。結局既に変な文章になってしまってますけどね……。

書くときは音楽を聴かない私ですが、書かないときは沢山聞いてます。noteで連作短編集を書く毎に音楽の嗜好は移ろっていきます。例えばこの前、高校野球の連作短編集を書いてた頃は『people1』というバンドの楽曲を沢山聴いてました。あの作品で書きたかった青少年特有の『青さ』と『赤さ』は平凡な私には中々持ち合わせていない感覚で、そんな私に無い視点や感性を、それらの楽曲の中から抽出していました。

何だか、昔と比べて音楽がかなり身近になったとしみじみしてます。若い頃は隙あらばTSUTAYAに行ってCDを借りてました。少ないお小遣いを握りしめ、ワクワクしながら店内を彷徨ったものです。楽しかったと思いつつ、楽に音楽を享受できる今の環境も、まったり堪能してる自分がいます。これから更に音楽は身近になるのでしょうか?多分なるんでしょうけど、上手く想像は出来ません。

音楽について書いていたら、結局また聴きたくなってきました。聴き出したら筆は止まること間違いなし。というわけで、ここまでにしておきます。纏まりの無い文章になってしまいましたが、この文章が少しの暇つぶしになっていたら幸いです。お読み頂きありがとうございました^^

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