仕事と家庭を両立できるくらい、わがままな私になれるだろうか

令和初日の本日の私は、名ばかりフリーランス、ニアリーイコール無職である。ここからどうやって生きていったらいいのか、どうにも自分で整理をつけられない。本日午後に専門家に相談させていただくことになった。主な相談内容の一つは、仕事と家庭の両立。

私は、”板挟み”に極端に弱い。

右の人にも喜んでほしくて、左の人にも嫌われたくない。みんなにいい顔をしてしまう。結果的に、自分でそのしわ寄せを引き受けて処理してしまうか、あるいは周りにも迷惑をかけてしまう。

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いや、会社の仕事を調整して、家庭とバランスを奇跡的に取れた時期も確かにあった。

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3社目をやめたあと、パートナーと一緒に事業を営んだ。これはすごい一手で、なんと、私の「職場」と「家庭」は統合された。板挟みは一時的に消滅したかのようで、この時期もとても働きやすかった。

しかしその後事業のメンバーが増えていくと、すぐに板挟みはどこにでも生じ、私は自分の問題が解消されていなかったと気づく。パートナーと従業員A、あるいは従業員Aと従業員B、あるいは従業員Aとお客様Cのどちらの機嫌も取ろうとしてしまう私がいた。そのうちに、事務所に行くのも辛くなって、私は自宅で仕事をするようになったりしていた。

さらにその後、事業が傾いた半年間くらい、私はいままでかつてないくらいの板挟み状態をこれでもかと味わうことになった。逃げ場はなく、向き合うほかなく、戦い続けた。私のか弱い主体性を鍛えながら、なんとかその戦場を生き抜いた。本当に、経営者という仕事に向いていないと実感した。

楽だけど、お金は回らなかったのは、私が心を閉じていたから

そして、何もなくなった後、戦場で傷ついていた私は...どう暮らしていたんだっけ。詳しく覚えていないけど、とにかくまずは楽に暮らしていた。療養中のパートナーにご飯を作ったり、霊気したり、病気の発作と対峙したり、スーパーで半額のお惣菜を買い集めて冷凍したり、猫に餌をやったり、その様子をnoteを書いたり、する生活をしばらくしていた。

板挟みはゼロ。彼女に尽くし、癒し、自分のやりたい範囲でちょっと仕事をしてみる、というような生活は私にとって本当に楽で、ストレス値は極めて低かったけど...お金はうまくいかなかった。多分、私はまた何かを一人で抱え込んでいたんだと思う。

※うまくいかなかった、というのは結果論であって、この期間生かしてくれたおかげで今の私があります。これを読んでくれている、私たちに金銭面でも支援をしてくれた、文字通り生かしてくれたみなさん本当にありがとうございます。

私も、好きなことだけして生きていきたい

「好きなことだけして生きていく」(by心屋仁之助)に書いてあること、私は本当だって信じてる。私も、好きなことをすることはできるようになった。でも、残念ながら、生きていく、ができていない。

ポイントは、「好きなこと以外は誰かにやってもらう」ってことだと思う。誰かにやってもらえなければ、それは好きなことをしているだけ。生きていけない。でも、好きなこと以外を誰かにやってもらえれば生きていけるのだろう。私も、その状態になりたい。

わがままって主体性のこと

これからお金が回せる状態になるためには、多分私は多少なりとも板挟み状態に入ることは分かっている。ここで求められるのは、ほかでもない、「強い主体性」に違いないと今の私は思っている。

強い主体性っていうのは、やりたいことをやりたい、嫌なことは嫌だって自分で分かること。そして、それを周りの人にしっかり表明すること。大切な自分や、大切な人を守れるように、自分でちゃんと安全な領域を調整すること。これは誰も代わりにやってくれないので、私みたいな人は意識してやらないとならない。

みんな自分が一番かわいいのは当たり前で、どうしても利害関係が生じてしまう。でも、一方的に要求するとか、誰かが犠牲になってバランスをとるとかではなくて、みんながお互いで協力しあうことができたら、希望は叶うと思ってる。どうせ無理だと一人で我慢して抱え込まずに、みんなに心を開くこと。私のわがままをみんなに叶えてもらって、周りのみんなのわがままを叶えることに、私も力になりたい。

まずは、私がどんなわがままを持っているのか、これから箇条書きで書き出してみようと思う。私は、仕事と家庭を両立できる、そんな素敵な、わがままな女になれるだろうか。

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