CD盤とサブスクと
iTunes Music Storeが日本でのサービスを開始したのが2005年。
ふと気がつけば音楽だけでなく映画、ゲーム、ドラマにラジオ番組まで、あらゆるエンタメコンテンツが配信される時代になりました。
インディーズ界隈でも配信サービスに対応しているバンドさんが増えているように思いますね。(CDプレスなしで、配信一本に絞ってるバンドさんもいるぐらいです)
私が所属しているReignとNEAT001も、2020年からサブスク&ダウンロード販売を開始しました。
それで、自身のバンドの物販コーナーに、配信サービスへリンクするQRコードボードを設置することに。
これを置いておけば、物販コーナーにメンバーがいない時間帯でも餃子🥟の無人販売みたく楽曲にアクセスしてくれる人がいるかもーと思って作ってみたのですが、「あら?」っと思ったのは、CD盤も買いつつこのQRコードもスキャンしてくれるお客さんがいらした事。
盤を買う人と配信で聴く人は別と勝手に思い込んでいましたが、ほとんどの人がスマホやDAPで音楽を聴く時代。
PCでいちいちリッピングするのも手間といえば手間ですし、そもそも自宅にPCもCDデッキもない人が珍しくないご時世でもあります。
ネットでいろんな人の記事を読んでみると、好きなバンドはCD盤も買うが、曲自体はサブスクで聞くというスタイルが普通になっている感じですね。
バンド側としてはジャケやレーベルのアートワークも作品の一部なので、できれば盤で買って欲しいのが正直なところですが、自身のバンドのようにレーベルに所属していないアーティストの音源は流通に乗らないため、まずCDを手に取ってもらうことが難しい。。
サブスクで得られる利益が非常に少ないことを嘆くアーティストさんのツイートが最近話題(炎上?)になりましたが、サブスクには「CD買うほどじゃないけどとりあえず聴いてみたい」というニーズを拾い上げてくれる、ありがたい一面もあるんですよね。
ともあれサブスクがもはや音楽流通の主流になりつつあることに疑いの余地はないと思いますので、そのメリットもデメリットも受け入れて上手に付き合っていきたいところです。
もちろん配信で聴いて気に入ってくれたらライブに足を運んだり、CD盤を買ってくれると超絶嬉しいです。ぺこり。
せっかくなので宣伝をば
配信サービス:
CD販売:
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?