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青い春から学ぶことがある

中学まで、バスケ部に、というかバスケに偏見があった。
”陰キャのスポーツ”なんて本当にひどいことを考えていたのは
いわゆる”主要キャラ”や”陽キャ”がバスケ部にいなかったからだろうか。
体育館の中が見えず何をしているのかわからないのもあったかもしれない。

高校1年の夏、友人に誘われて見に行ったバスケの1年生大会。
そこには普段わたしの仲の良いクラスメイトがキャプテンマークを付け
大きな声を出しながら一生懸命プレーしていた。

結局その1年生大会は優勝した。
しかしそれよりも私を突き動かしたのは、足を止める暇なく必死に走り続ける姿と、得点の往来が激しく展開が早すぎるところであった。
高校生が熱くプレーし互いに切磋琢磨し合い、ベンチを賑やかすのは
スラムダンクの世界だけだと思っていたのに、ここにも同じ世界があった。

わたしは当時別の球技の部活動に入っており、貴重な1点を巡って必死に争っていたため、バスケの楽しさに驚いた。
それ以来、暇があっては公式試合を見に行き、体育館へ練習試合を見に行き
自他ともに認めるバスケ部1のファンだったように思う。

高校時代の部活動、唯一の後悔が“マネージャー“をしなかったことだ。
うちの高校は代々バスケ部のマネージャーを募集していなかったが、
2年からでも必死に説得すれば意外とさせてもらえたかもなと今なら思う。
しかしその後悔があったからこそ、わたしは大学でバスケ部のマネージャーをすることにしたのである。

やって後悔するのとやらずに後悔するなら前者のほうがいいというのは
よく聞く話だが、本当にそうだ。
そして、何を始めるのも思い立った時が人生で一番若い自分だから、
やりたいことはやってみていい。周囲をまきこむのもいい。

綺麗ごとすぎるかな?

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