バターナッツかぼちゃ

バターナッツかぼちゃ。
正式には何というお名前か存じ上げませんが、日本でいう深緑色でゴツゴツと丸っこい南瓜かぼちゃとは違った姿形をしています。

数年ほど前からでしょうか？色々な雑誌で、有名な料理研究家さんたちが食材として取り上げていらっしゃいました。ポタージュにすると、とても美味しいらしい。
当時は、私の近くでは取り扱うお店がなかったのですが、最近はちらほらとお店で見かけるようになりました。それで、何度か試してみたのですが「うまっ！何これ、最高！」とは、残念ながら、ならなかったのでした。
やっぱり私は、日本の栗のようなほっくりとした水分の少ない甘い南瓜かぼちゃが好きなのです。しかし、あの形状が何とも好きで、お見かけするとウズウズと買ってみたくなります。
そして最近、バターナッツかぼちゃのおいしそうな記事と出会ってしまいました。

ながつきかずさんは、カナダの湖畔の家で暮らしています。たくさんの辛いことを乗り越え、その思いをnoteで共有してくださっています。カナダの雄大な自然、湖畔から昇り沈む太陽、空や月や星の美しさ、自然とともに紡がれる思い出は、色々なことを想起させ、私の心にも繋がって私の中にも言葉が紡がれていきます。楽しみや喜びや悲しみ、ユーモアもある、ながつきさんの言葉はすっと心に入ってきて「まるで映画を見たような」そんな読後感があります。奇遇だなーと思うことが多々あり、勝手に懐いています。
家庭菜園もなさっていて、その野菜の美味しそうなこと！料理のオシャレなこと！訪問してくる動物の豊かなこと！野ウサギはピーターラビットそのものだし、黒リスも可愛らしい。農作物への被害は大変なのでしょうが、読者のこちらとしては呑気に可愛らしいとか、そんな生き物が！とか感心してしまいます。そして、色々と感化されます！
そんな中、バターナッツかぼちゃの記事と出会ったのでした。
バターナッツスクワッシュ！そんな呼び名もあるのですね。この記事ではバターナッツかぼちゃで行こうと思います。

先日、店頭でお見かけしたバターナッツかぼちゃ。
「あ！ながつきさん！」ながつきさんの美味しそうなレシピが浮かんできて、バターナッツかぼちゃを手に取りました。
「・・・今日はポタージュ作る気分じゃないな。ポタージュはミキサーとか使うからハードルが高いんだよな・・・」しばし悩んで、そっと元に戻しました。（ながつきさんのコメントにお邪魔して書いていた話）

別の日に行ってみると、バターナッツかぼちゃは売り切れていました。
「あー！売り切れている！！買っておけば良かった！」ちょっと後悔しました。そして、また別の日に別のお店でお見かけしました。小ぶりでお安く最後のひとつ。これは！今日こそは！と連れ帰ってきたのでした。

横道に逸れますが、包丁の話をば

付き合いはじめの頃、夫からの誕生日プレゼントに包丁をいただきました。私の要望で。アクセサリーや洋服なんかは、自分の好きなものを自分で買った方がいい、と私は思っています。なぜならば、サプライズも嬉しいけれども、申し訳ないけれども、気に入らないものは結局着ない使わない、誰かにあげたり処分した・・・使われない物が可愛そうだし勿体ないなーと思うから、です。誕生日プレゼントは、事前申請しています。若い頃はその傾向が顕著でしたが、歳のせいか最近は「貰えるものは何でも嬉しい！」こだわりがなくなりました。
包丁としては高価なものですが、約20年ほぼ毎日毎日使って身近にあって、元は取れすぎるほどに取れている！と思いますし、使いやすくて何より、とっても気に入っています。買ってもらって良かったなー！と思う、夫からの贈り物第一位です。お料理好きな方に包丁の贈り物って素敵なのでは？と思います。

当時、私の近くにはGLOBALの包丁を扱っているお店があまりありませんでした。私が知る限り、近くの百貨店でさえも扱っていなかったのです。
街中のアーケード沿いに気になる刃物屋さんがありました。昔ながらの刃物屋さんで、カウンターにはご主人が座って刃物を砥石で研いでいる姿が見えます。夫（当時、彼）は百貨店よりも、そういう職人気質の個人商店を好んでいました。入りにくい感じがありながらも、恐る恐る二人で入ってみると、あった！GLOBALの包丁が！しかし、「え！これしかない・・・」とりあえず、二人でその場を後にしました。
残念なことに、牛刀しか売っていなかったのです！
本当は、ペティナイフ、小さい包丁が欲しかった。牛刀は長くて大きくて、ちょっと使いにくそう。それでもGLOBALの包丁が欲しい！
悩んで、悩んで、
牛刀か！牛刀なのか？もう、仕方がない！牛刀だ！
その牛刀は私の元へいらっしゃったのでした。
そういえば今は、この刃物屋さんもなくなってしまった。思い出とともに、時の流れを感じます。

牛刀はやはり長くて、刃先がどこかにぶつかってしまったり、何かを間違って切ってしまったり、狭い台所で牛刀の長さに慣れるのに時間がかかりました。しかし、根元の方はさすが牛刀！の切れ味で、硬い南瓜かぼちゃも物ともせず、中間で野菜などをザクザクときり、刃先で小さな物を切る。役割分担ができて、今となっては使いやすい包丁となりました。
何が良いかというと、まずはデザインの美しさ！刃と柄が一体で清潔に扱えて管理が楽、モリブデン、バナジウムが入っている？鋼の強さ！切れ味が、まぁ良い！ということです。トマトをはじめて切った時の感動たるや！今でも爪を削ぎ切りしてしまうほどの切れ味です。
よく切れる包丁は、力がいらずトントントントン切れるので、ストレスも少なく疲れにくい。繊維がスパッと切れるので、食材の美味しさをより引き出してくれるようにも思います。
もしも包丁を探している方がいらっしゃいましたら、GLOBALをお勧めします！長持ちは保証済み！しかし牛刀ではなくて、ペティナイフとか三徳包丁が良いかなと思います、よ。
ホームページを見てみたら、
研ぎ直ししてくれるのかー・・・いいなー。
名入れも出来るらしい！？・・いいなー。
ご興味ございましたらこちらへ↓

とりあえず作ってみた

香ばしい！中はとろーり！みずみずしい！けど、ちょっと早かったかなー。もうちょっとトロトロ甘い！を期待してしまった。食べ頃ではなかったのかも？追熟が足りなかったのかもしれない。ながつきさんの育てたバターナッツかぼちゃ、さぞ美味しいことだろう・・・食べてみたいなー。
甘みは少なく水っぽかったが、繊維が少なくあっさりと食べやすい。ホクホクよりもトロサクとした食感。甘みの少ないさつまいものような感じでもある。やっぱりポタージュやプリンなんかが合うのかなー？それでも食べ出したら、やめられない止まらない、パクパク食べてしまいました。
息子に勧めるも、やはり「僕は食べないよ」と。「食べてみてよ。美味しいよ？」元々野菜もかぼちゃもあまり好きではない息子。何とか一口食べて「どう？美味しいでしょ？」「どうかなー？ってとこ」と息子。
残念ながら、息子の口には合わなかったらしい。

香ばしい良い香りがしてきた！もう少し、様子を見て・・・ちょっと目を離した隙に！焦がしてしまった！・・・ほろ苦。
見た目はアーモンド、味はコーヒー豆のよう、苦っ。
しかし、パリッとカリッと食感美味しく、やめられない止まらない。
「種、美味しいなー！」種は栄養素が豊富らしい。今度は焦がさないように！作ってみたい。

そして、やっとポタージュ作りへ

ながつきさんレシピの通り・・・とはいかず。
まさかの！リンゴなし。玉ねぎ、バターナッツかぼちゃ、豆乳、コンソメ顆粒、という代わり映えの無いレシピになってしまいました（笑）

料理記事を書かれている方々、本当、尊敬します！
作りながら写真撮影って、大変ですよね？
湯気が！とか、水が！とか・・・一人だと難しい。
料理記事・・・すごいなー。
投稿してくださる方々、ありがとうございます！改めて感心しました。

豆乳を入れすぎた！シャバシャバ。コンソメもない方が良かったかもしれない。反省点がいくつか、いくつも？
スープが緩くなりすぎたーと思いつつ夫に味見してもらいました。
「お！美味しいよ！」夫は満足そう。
「息子も食べてみたら？」
「僕は結構です」なぜか敬語で丁重にお断りされてしまった。
「夕食はこのスープだから、食べてみてね？」
「わかったよー食べてみるよー」
息子は数口なんとか食べて、やっぱり苦手みたい。美味しいと言ってくれると母は嬉しいのだが。かくいう私も、やっぱりホクホクと甘い南瓜かぼちゃの方が好きだなーと思ったりしている。
しかし、ながつきさんレシピのりんご入りポタージュはやっぱり気になる！から、また試してみたい！と思います。

ながつきさん、勝手に記事紹介、拝借させていただきました！
ありがとうございました。
ご迷惑でしたらコメントくださいね。よろしくお願いいたします。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございます！