見出し画像

#32 子どもを困惑させる"複数指導者"

こんにちは、夫婦でダンススタジオを運営しているシマムラ(妻)です。

最近、次男のサッカーを見ていて感じた。

ひとりの子どもに対して複数の指導者がいるのは危ないなと。


Aというスクールではコーチにこう言われるのに、Bというチームに行くと違うことを言われる。

同じチーム内でもAコーチは○○をしろと言うけど、Bコーチは同じシーンで△△しろって言う。

しかも、親にはさらに別のことを言われる。


こうなると、子どもはとても困惑する。

とはいえ、保護者であるわたしたちは自分の無責任な横やり発言を控えることはまだしも、コーチ陣の指導方針や発言を変えることはできない。

であれば、親はしっかりコーチの意図や子どもの目的を考慮しつつ、子どもにどの助言を聞くべきか、いまは何に集中して取り組むべきか、フォローに徹するしかない。

どの大人が言うことが正しいか、判断がつかないうちは。


◾︎真の指導者はひとりが望ましい

いろんな大人がそれぞれ助言してくれば、何が正しいか迷い、判断が遅れる。

しかも、いまはSNSでいろんな教える系動画もあるから、サッカーもダンスもいろんなのいろんな教え方に簡単にアクセスできてしまう。

いい意味でも、悪い意味でも。

溢れる情報と助言から信じるべき、実践すべきものはどれなのか、なかなか子どもは判断できない。

だからできれば、1番信頼できる、ついていきたいと思える指導者はひとりであるとわかりやすいなと思った。

複数のチームやスクールをかけ持ちしている人は、親がよく観察して、ひとり、見つけてあげてはどうだろう。


■一番の罠は無知識な親のおせっかい

そして親もまた、コーチたちと反対のことをあれこれ無駄に助言して混乱させてしまわぬよう注意しなきゃいけないと自戒したい。

親というのは、どうも無知を棚に上げて口だけはよく出したくなってしまう生き物だ。

わたしも例にもれず、サッカーなんてまるでできないのに、口は出したくなってしまう。

おしりを叩いてやらせるくらいならいいけれど、技術的なことをあれこれ言い過ぎないようには注意している。

ただ、最近は子どもとわたしたち親が一番信頼しているコーチの指導方針を理解しきれたので、親の助言=一番信頼しているコーチの助言になって、自主練も大いに学びが深まってきた我が家である。

ともかく、わかってないのに助言ばかりしている親は子どもを困惑させ、さらには煙たがられる可能性もあるので、親子円満のためにも何も言わないかすごく学ぶかをしたほうがいい気がする。

と言いながら、きっとわたしは今日も無意識に息子にいらぬ助言をしているのカモしれない。

よし、いっそう身を引き締めよう。

サポートはいりません。記事を読んで「ほぅ」「へぇ」「なるほど」があったら、ぜひシェアやコメント、フォローで応援いただけるとうれしいです。