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フリーランス鎖骨breaking story(2)現金——病院こそキャッシュレス決済を

左鎖骨を折って左手が自由に使えないとなるといろいろ不便なことが出てきます。

その一つが、現金支払い。

青春しゃくまんえん

現金で払うとき、「カバンからサイフを取り出す」「お札を取り出す」「サイフのジッパーを開ける」「小銭を取り出す」という4ステップが必要です。特に最後の「小銭を取り出す」が、左腕を使えないときには難易度が高くなります。お釣りがあると「小銭をしまう」というさらに高難易度ミッションが発生します。

これがクレジットカードだったからどうでしょう。「カバンからサイフを取り出す」「クレジットカードを取り出す」の2ステップで終わります。ただ、この後にある「クレジットカードをしまう」のが厄介です。

電子マネーはかなり楽です。iPhoneでSuicaをエクスプレスカードに設定していれば、「iPhoneをポケットから取り出す」という1ステップで完了します。Apple Watchなら、そのステップなら不要で、腕をかざすだけです。すばらしいApple Watch。バンザイApple。

四匹のイモムシ

利便性なら、

電子マネー>>クレジットカード>>>現金

なのですが、電子マネーは大手チェーン店でないと使えないのがネックです。店舗が負担する手数料が高いらしく、店舗規模が大きくないと難しいようです。

そこで最近注目されているのが、QRコード決済。なんとかPayが覇権争いをしているアレです。うちの近所のお弁当屋さんと、今年オープンしていつも食パンを買っているパン屋さんでPayPayを使えるようになったので、ものは試しと使ってみました。

ステップとしては、「iPhoneをポケットから取り出す」「アプリを起動する」「バーコード表示or支払金額を入力」の3ステップです。支払金額を自分で入力するのは少し面倒ですが、クレジットカードの最後の難所「クレジットカードをサイフにしまう」よりは簡単です。スマホは片手操作が前提のデバイスですから。

なので四者の序列は、

電子マネー>ナントカPay>クレジットカード>>>現金

というのが僕の中の位置付けです。

吠えて、狂って、絶叫して

さて、ここで、病院で診察してもらったときを考えましょう。

お会計、どれで支払いますか?

よくてクレジットカード払い、ほとんどは現金ではないでしょうか。

あの、最低4ステップも必要として、ときに「小銭をしまう」という追加ミッションを課せられる、あの現金!

片腕が不自由な人にとって、屈辱でしかありません。だからこそ、声を大にして言いたい。

病院こそ、キャッシュレス決済を導入してほしい! それが患者にとって大きなメリットになるはず!!

でもそうなっていないってことは、手数料をとるとかが医療施設だとむずかしいのかなあ。保険適応される診療費用は点数で厳密に決まっているし。

いやでも、今だからこそ、ここだけは変えてほしい。それだけで利便性はかなり上がります。僕のような鎖骨breakingフリーランスにとっては。

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