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【収入の本質】稼ぎを目的にすると不幸になる。価値を生み出す過程を楽しもう。

こんにちわしまさんです。

今回はデザイナーに限らず、様々なフリーランサーの方のお役に立つような内容かなと思います。
僕らは稼ぎそのものを目的にすると不幸になりますよという話。

では早速本題に。

稼ぎを目的にすると不幸になる

稼ぎ方を考えることって楽しいですよね。僕も大好きです。
でも、それ考えすぎると、不幸になるのでお気をつけください。

なぜかというと

仕事(作業)をしている時間が99%、着金するのはいつも一瞬だから

です。

これだけだと、「は?どゆいみ?」と思われると思うので、詳しくお伝えします。

人の思考や創造力は、いつも行動よりも先をいきます。

例えば、
「あれをこうしたら〇〇くらい稼げるかも」
「これを終えたら〇〇円もらえる」

こんな感じだと思います。

未来に目標や報酬を設定して今を頑張れることは素敵だと思います。
でも、果たしてその動機で本当に今を幸せになれるのかを考えてみてください。

僕は無理だと思います。
なぜ無理だと思うのか、さらに詳しく解説します。

着金(結果)はあくまで快楽、仕事(過程)は幸福そのもの

※そもそも仕事がつまらない。という方に向けた記事は別で書いているので、今回は一旦割愛しますね。

人生とは、時間です。
そして、今の連続。

稼ぎを目的にすると、不幸になる理由は、

仕事(作業)をしている時間が99%、着金するのはいつも一瞬だから

だとお伝えしました。

そうです。

結果(利益)を出すための過程そのものが人生の99%

なのです。

例えば、納品先が自分か他者かは関係なく、作業に2ヶ月かかる案件があったとして、稼ぎが目的だと、作業をする2ヶ月間はある意味で「報酬のために労働する時間」になってしまうのです。

ですが、価値を生み出すために工夫したりする過程そのものが楽しいのであれば、2ヶ月間は夢中になれる幸せな時間になります。

着金した瞬間、残高が増えると誰もが嬉しいものだと思います。
でも、それは常に一瞬起こる現象です。つまり快楽です。

対して、価値を生み出す過程(仕事)は、永続的なものです。
なので、仕事することそのものが幸福だと僕は考えています。
価値を生み出す過程が我慢の時間ならば、人生の99%が我慢の人生になってしまうからです。

でも、価値を生み出すことそのものを楽しめるならば、99%が幸福になります。

(余談)1億円以上投資に回せる現金があるなら稼ぎを目的にしても幸せになれると思う

僕自身投資に回せる1億円を持ったことがないのであくまで想像で申し訳ないのですが、一応、稼ぎを目的にしても幸せになれる人種もいます。
というより、稼ぎを考えなくていい人ですね。
それは、投資に回せる資産を現金で1億円以上持っている人だと思います。

こうした人の場合は、毎日お金の増減が起こるので、どうしたらお金を増やせるのかを考察→結果が出るまでのスパンが短いから、もし稼ぐことを目的にしても楽しめると思います。

、、、とは言っても、1億円ならば投資信託へ元本を預けて放置ゲーの人の方が多いんじゃないかなぁと思いますけどね笑
ちなみに投資は、運用益を少なく見積もるほど安全な運用ができます。

それでも、1億円を年利3%で運用できたら300万の利益。
複利で5年運用したら5年後には1,593万の利益が出ます。

しゅごい。

でも、僕自身を含めて、投資元本1億円を持っていない人ならば、作業してる時間の方が圧倒的に多いので、稼ぎを目的にしないほうが幸福度は上がると思います。

お金は価値と交換されるために回っている

少し話がそれてしまいましたね。すみません。戻します。

お金ってのは、価値と交換され続けて社会でぐるぐると回っているものです。それにより人々は生産活動と消費活動繰り返して、富を増やしてきました。もちろん今もそれを継続しています。

つまり、お金ってのは道具です。
その総数を変えずとも、様々な価値と交換し合うことで、社会全体の富を増やせる道具。

お金は電車の切符に例えるとわかりやすいです。切符を買うのは電車に乗りたいからですよね。ここでいうところの「電車に乗れる」という利便性が価値です。「お金」⇆「切符」⇆「乗車権利」という交換がここでは行われています。

この便利なお金という道具を使って、人類は自己欲求を他人の利益へと転換させることができるようになり、文明を発展させてきました。

なので、別にいま自分の手元になくても、他の人の手元にあるだけです。
そして、その他の人の手元にあるお金は(自分の手元のお金も)価値と交換されるために、一時的にその人の手元にあるだけ。

そうした意味で下記のことが言えます。

価値を生み出すことさえできれば、お金がぐるぐる循環している経済活動に参加することができます。その価値を生み出す行為のことを仕事といいます。

仕事が嫌いなのであれば、仕事=稼ぐためにすること、という考えもあっていますが、上記の言い方の方が特にフリーランスの場合には正確な表現だと思います。

なので、価値を生み出すこと、さらにはそれをお金と交換していくことに構造的な意味があります。

つまり、稼ぐことに執着してる暇があったら、何か人の役にたつものをつくるなり、行うなりしよう。そしてその過程や行為そのものを楽しもう。ってこと。

そしたら、どう転んでも「稼げてしまう」からです。

価値を生み出すために必要なのはスキル

価値を生み出す過程を楽しもう、と言うお話をしてきました。
では、その価値を生み出せるようになるにはどうすればいいのか。
その答えは簡単で

スキルを持つこと

です。

スキルってのはなんでも構いません。
自分が得意なもの好きなものを身につけてください。

あなたの持つスキルが、あなたの価値創造を支える資本になります。
つまり前述したところの、乗車権利という価値を生み出す電車と同じですね。

スキルがなければ“無能確定”の時代

とても残酷なことをお伝えすると、スキルがない人は無能確定です。
これは、僕がそう決めたのではなくて、時代がそうなっていきているからです。

でも、「自分はなんのスキルもないんだけど、、」て方、悲観する必要はありません。

今もし生活できる程度にご自分のちからで稼げているのであれば、無自覚なだけで何かしらのスキルを持っている可能性が高いからです。

デザインやプログラミングのようにわかりやすいスキルもありますが、それ以外にも、その人特有のスキルもあります。

例えば、人と何時間でも話せる、一人の作業なら超集中できる、数字計算がともかく好きだ、時間を守ることに関しては自信がある、友人自慢が好きだ、むちゃくちゃお酒が強い、など。

スキルというには少し大袈裟かもしれませんが、こうした自分の特性をよく分析していくことで、自分がどんな場面で人の役に立つ人間なのか、どんなことが得意なのか、がわかっていき、自分が価値創造をしやすい環境を自分で選べるようになっていくと思います。

どちらにしても、スキルを現時点で持っていないと自認している人は、自分の中に隠されている「スキルらしきもの」を自分で分析し、それを顕在化させていくことで無能ではなくなります

お金は減るけど、スキルは減らない

前述の通りお金は回ってるものなので、もちろん使えば減ります。
でも、スキルは使うほど磨かれます。そして実績=信用が増えます。

お金とスキル、大切なのがどちらなのかは明白ですよね。

お金を増やすことではなくて、スキルを磨きその仕事を探究することを目的にするのも、幸せな生き方かもしれません。

稼げる仕事よりも探究できる仕事をしよう。そしてそれを楽しもう。

このことについては、下記の二つのnoteに詳しく書いていますので興味のある方はどうぞ。

では、良き仕事ライフを。
また次の更新でお会いしましょう〜!
読んでいただきありがとうございました。

記事を読んでいただきありがとうございます◎普段はアートディレクター・デザイナーをしています。「つくることは生きること」そんな思いでnoteを更新しています。